結論から先に・・・イライラ(ストレス)にも鍼灸は有効です。
昨日アップしました腰痛でも、ストレス型の事が多く言われるようになってきました。
心理的な要因ですので、心因性腰痛(その他の部位でしたら心因性〇〇痛)なんて表現されます。
さてイライラを放置するとどうなるか・・・怒り、焦燥感、緊張、震顫、冷や汗、動悸、息切れ、などかなり多岐に影響が及ぶ可能性があります。
言い換えると興奮状態が続いてしまう。
自律神経という言葉をよく耳にするようになりましたが・・・・
自律神経には2種類あり、①交感神経(興奮系)と、②副交感神経(リラックス系)です。
ではイライラが続くと、察しの通り交感神経が働いている状態が持続します。
交感神経の亢進状態といいます。
ではどのようにリラックス状態に導くか。
例えば鍼の場合、2種類
物理刺激を行う鍼の場合、皮膚表面を鍼が通過する時、チクッという体感もあります。
イライラを助長する体感なのでは?という感じもしますが、このチクッという体感にも意味があります。
通常、人体は興奮状態とリラックス状態とを自動的に切り替えバランスを取ってくれています。
なんらかの原因でこの切り替えができない状態が自律神経の乱れ(失調)となります。
では、イライラ状態=交感神経の過緊張が続いている場合、鍼による体表のチクッ(一瞬だけ)・・・、その後に何も起こらなければ身体は慣れます。
最初のチクッをきっかけとして副交感神経(リラックス状態)が働くように仕向きます。
更に深い位置にある筋肉(凝っている)まで鍼が到達すると、ズーンという鈍痛を感じます。
この瞬間に凝っていた筋肉はほぼ一瞬で和らぎます。
反射といって意志とは関係なく発生します。
いつものイラストですが、画像内の①~⑥が順次発生します。
ただでさえ、外出自粛、緊急事態宣言の解除はまだ先、新型コロナウィルスの治療方法やワクチンの確立もまだ先。
イライラしない訳ないのですが・・・
体調管理(肉体的、精神的)を目的としたコンディショニングでも、鍼灸がお役に立てる事はあります。
もっとも、バランスの良い食事、適度な運動、睡眠をとる事もとても重要です。
m(_ _)m
大森山王にある美容室と鍼灸治療院
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
info@salon-image-acu.com
0337712460 (店舗)
08048159194 (直通)
北見成達