「免疫」について
物理刺激として身体の外から鍼やお灸を行う・・・
大まかにいうと、身体の外から入ってくる異物に対して、身体を防御しようとする機能。
鍼も滅菌されたクリーンな物を使用しますが、身体に入ってくると異物として見なされます。
この異物を除去しようと免疫が活発となります。
鍼で凝った筋肉が和らぎ、血流が良くなる・・・溜まっていた老廃物が流れていく・・・という事を何回かに分けて書いてきましたが。
それと同時に、免疫(サイトカイン、NK細胞、HT細胞など)が血流やリンパの流れにのって活躍します。
意志とは別に、反射的に行われてる内容です。
イラスト画像のとおり
- コリが和らぐ
- 血流が良くなり老廃物が除去される
- いたみ、シビレが和らぐ
- むくみが流れる
- ホルモンバランスが良くなる
- 自律神経が整う
これらが同時に発現されます。
まとめ
なんらかのストレスや疲労などにより、本来の健康的な身体機能がうまく働かなくなってしまったお身体・・・元のあるべきコンディションに戻るためのキッカケとして鍼やお灸という手段が活用できるという事になります。
新型コロナウィルスという新たな脅威ですが・・・撲滅というのは難しいと思います。
インフルエンザやヘルペスなど他のウィルスと同様に、共存やコントロールしていかなくてはならなくなります。
抗原=病気の原因、感染の原因
抗体=抗原に対する免疫(インフルエンザにはインフルエンザ特定の免疫)
人体内で自力で作れない物はワクチンや治療薬として摂取するのですが・・・
感染症には、ウィルス以外にも細菌感染も含めてほかのリスクもあります。
免疫をベースアップしておくという意味でも、鍼灸はお役にたてます。
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達