新型コロナウィルス(covit-19)の新規感染者も減少傾向となってきました。
しかし治療法が確立されたわけでもなく、ワクチンが完成するのもまだ先。
ウィルス自体無くなる事はなく・・・上手に付き合っていかなくてはという事で、with コロナと言われはじめています。
確かに新型コロナウィルス以外にも感染症はたくさんあり、気を付けたいところです。
身体には免疫が備わっているので、免疫力をアップするために大切なコツを書いてみます。
①よく食べる、②よく寝る、③冷やさない、④疲労をためない
まずはひとつひとつ書いてみます。
1.よく食べる
人体が活動するためにエネルギーとなる物質=栄養が必要です。
バランスよく食事を摂ることは大切ですが、免疫のおよそ半分は腸のなかにいます。
いわゆる善玉菌が多い発酵食品や善玉菌のエサとなる食物繊維を食べる事がお勧めです。
発酵食品→納豆、ヨーグルト、味噌など
肉類→鶏むね肉
野菜・果実類→山芋、にんにく、ブロッコリー、しいたけ、りんご、アボカド、生姜など
理由
・納豆→ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛などが多く含まれ、免疫力アップに役立ちます。
納豆菌自体が抗菌力にすぐれ、サポニンという成分が免疫細胞のエサとなり免疫力アップにつながります。
・ヨーグルト→乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌と言われる細菌が腸内環境を整えます。
種類にもよりますが、口から摂取して胃で胃酸にさらされると死んでしまう事もあるので、少量でもいいので毎日たべると良いでしょう。
・味噌→こちらも発酵食品の代表格、整腸作用、体内の酸化防止、殺菌作用にすぐれています。
朝一杯のお味噌汁・・・お腹も温まり腸活+温活となります。
・鶏むね肉→脂肪の少ない胸肉、スタミナ系蛋白質(イミダペプチド)を摂取できるのと、ビタミンAなどの栄養素も豊富です。
・山芋→納豆と同じくネバネバ系のムチンには、疲労回復、免疫力アップが期待されます。
ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどの栄養素も豊富です。
・にんにく→ビタミンB群のかたまりと言っても過言ではない高栄養。
アリシンという成分がとても殺菌力にすぐれ、風邪の予防にもお勧めです。
・ブロッコリー→抗酸化作用のACE(エース)といわれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれ、食物繊維も豊富です。
因みにビタミンCは免疫力アップとなりやすく、ビタミンAとEは皮膚や粘膜の保護、抵抗力にはたらきかけます。
・しいたけ→ビタミンDが豊富でカルシウムやリンの吸収を効率化してくれます。
因みに生のしいたけより干しいたけの方が、より多く含有しています。
他のキノコ類も免疫力アップに良いとされます。
・りんご→ポリフェノールが免疫細胞を活発にさせてくれ、抗酸化作用にも優れています。
ちなみに果肉よりも皮に多く含まれています。
・アボカド→リノレイン酸、オレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富で中性脂肪を減少させ、ビタミンEが抗酸化作用を呈し、カリウムも豊富でむくみに効果的。
・生姜→辛み成分のジンゲロールが殺菌効果にすぐれています、さらに血行を促進してくれるので温活にも良いとされています。
もう既によく見聞きする内容でしたが、ご参考になさってみて下さい。
やや多い文字量となったので、今日はここまで。
つづく。
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達