免疫力UPのために ④疲労をためない

免疫力UPのために、疲労を溜めない。

漠然とした表現ですが、疲労が蓄積することで身体の機能が不調となっていきます。

筋肉、内臓、脳など、これまでに書いてきた事を踏まえると、疲労の蓄積がいいとは言えません。

栄養のバランスが良い食事、質の良い睡眠、温活、すべては疲労を溜めない、または回復を早めるなどのためです。

いきなり何もかも上手に行えなくても大丈夫。

少しずつご自身にあったリラックス方法を実践し、免疫力UPにつながる疲労を溜めないを行うことをお勧めいたします。

 

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北見成達

免疫力UPのために ③冷やさない

これからの季節、クーラーが効いた環境で過ごすことも増え、冷え症やむくみといったお悩みもよく伺います。

 

そして体が冷やされることで、免疫の機能が低下すると言われます。

体温が1℃下がると免疫機能が30%ほど下がる、と言われています。

なので身体を冷やさない、特にお腹(内臓がある)を冷やさないようにするべきです。

 

温活を行いましょう。

例えば、使い捨てカイロをおヘソ周りや、ヘソ下の下腹部に当てるようになさってみて下さい。

夏なのに?と思われるかもしれませんが、案外と冷えるものなのです。

理由:夏は暑い→汗をかく・・・体内の熱を放熱するために行われる「汗をかく」事で、皮膚表面が濡れます。

その皮膚を濡らした汗が蒸発する時に、気化熱として放熱されます。

しかし汗は皮膚表面にベタベタと残ることで放熱しつづけ触れてみると冷えていたりします。

これが長時間つづくと、全身に冷えが及びます。

体幹的には暑い時期なのに、おなかを触れてみると結構冷えていたりすることが多いです。

 

帰宅後など可能なタイミングでは、入浴されるのもお勧めです。

38~40℃のぬるま湯にゆっくり浸かる事で身体の芯まで温熱がじっくり到達します。

リラックスすることで自律神経も整い、良い睡眠を得られやすくなります。

 

質の良い睡眠をとることは、免疫力UPにもつながっています。

 

連日、当たり前の事を書き連ねておりますが、失礼しました。

 

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北見成達

免疫力UPのために ②よく寝る

睡眠・・・人生(寿命)の約3分の1は睡眠時間として過ごしている人間ですが・・・

睡眠で休養している時に、肉体疲労を回復している以外にも免疫機能を高める、または恒常化といって本来あるべきコンディションに戻すべく調整してくれています。

睡眠不足ですと、肉体疲労や免疫機能が効率よくはたらきにくくなります。

睡眠のためには・・・ちょっとしたコツも。

・日中、軽い運動をする(ウォーキングやストレッチ、深呼吸など)

・寝る前にカフェイン摂取を控える

・寝る前にスマホやタブレットなどブルーライト光線を控える

・お風呂につかる

 

就寝する1時間くらい前までに済ませておくと、より理想的です。

 

因みに・・・

睡眠は脳をデフラグしている?

私は鍼灸学校で教員も行っておりますが、一夜漬けで試験に臨む学生がいます。

(私も学生時代はやってました)

一夜漬け・・・睡眠不足、なんなら一睡もせずに・・・試験が終わると、せっかく記憶した知識を忘れてしまうんですよねぇ。

記憶をとどめておく場所でもある脳ですが、パソコンでいうとCPUやメモリです。

パソコンの動作がスムースにいくように最適化する「デフラグ」という機能をご存じでしょうか?

無作為に保存を繰り返して、次に開くときにやや時間を要したり。

これをスピードアップさせる最適化の機能。

実は人間は睡眠中に行ってくれています。

 

例えば、本棚に解剖学1~10巻、生理学1~15巻、東洋医学1~20巻という本をバラバラに並べた(保存)とします。

いざ読みたいとき(取り出したいとき)に巻数が順番どおり並んでいると楽に取り出せます。

バラバラに収蔵した本を、巻数順に並べなおす事を「最適化=デフラグ」すると言います。

 

なので、睡眠は肉体疲労、免疫力アップ以外にも、脳の最適化もしてくれています。

睡眠、とても大切ですね。

 

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北見成達

 

免疫力UPのために ①よく食べる

新型コロナウィルス(covit-19)の新規感染者も減少傾向となってきました。

しかし治療法が確立されたわけでもなく、ワクチンが完成するのもまだ先。

ウィルス自体無くなる事はなく・・・上手に付き合っていかなくてはという事で、with コロナと言われはじめています。

確かに新型コロナウィルス以外にも感染症はたくさんあり、気を付けたいところです。

身体には免疫が備わっているので、免疫力をアップするために大切なコツを書いてみます。

①よく食べる、②よく寝る、③冷やさない、④疲労をためない

まずはひとつひとつ書いてみます。

 

1.よく食べる

人体が活動するためにエネルギーとなる物質=栄養が必要です。

バランスよく食事を摂ることは大切ですが、免疫のおよそ半分は腸のなかにいます。

いわゆる善玉菌が多い発酵食品や善玉菌のエサとなる食物繊維を食べる事がお勧めです。

発酵食品→納豆、ヨーグルト、味噌など

肉類→鶏むね肉

野菜・果実類→山芋、にんにく、ブロッコリー、しいたけ、りんご、アボカド、生姜など

 

理由

・納豆→ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛などが多く含まれ、免疫力アップに役立ちます。

納豆菌自体が抗菌力にすぐれ、サポニンという成分が免疫細胞のエサとなり免疫力アップにつながります。

 

・ヨーグルト→乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌と言われる細菌が腸内環境を整えます。

種類にもよりますが、口から摂取して胃で胃酸にさらされると死んでしまう事もあるので、少量でもいいので毎日たべると良いでしょう。

 

・味噌→こちらも発酵食品の代表格、整腸作用、体内の酸化防止、殺菌作用にすぐれています。

朝一杯のお味噌汁・・・お腹も温まり腸活+温活となります。

 

・鶏むね肉→脂肪の少ない胸肉、スタミナ系蛋白質(イミダペプチド)を摂取できるのと、ビタミンAなどの栄養素も豊富です。

 

・山芋→納豆と同じくネバネバ系のムチンには、疲労回復、免疫力アップが期待されます。

ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどの栄養素も豊富です。

 

・にんにく→ビタミンB群のかたまりと言っても過言ではない高栄養。

アリシンという成分がとても殺菌力にすぐれ、風邪の予防にもお勧めです。

 

・ブロッコリー→抗酸化作用のACE(エース)といわれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれ、食物繊維も豊富です。

因みにビタミンCは免疫力アップとなりやすく、ビタミンAとEは皮膚や粘膜の保護、抵抗力にはたらきかけます。

 

・しいたけ→ビタミンDが豊富でカルシウムやリンの吸収を効率化してくれます。

因みに生のしいたけより干しいたけの方が、より多く含有しています。

他のキノコ類も免疫力アップに良いとされます。

 

・りんご→ポリフェノールが免疫細胞を活発にさせてくれ、抗酸化作用にも優れています。

ちなみに果肉よりも皮に多く含まれています。

 

・アボカド→リノレイン酸、オレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富で中性脂肪を減少させ、ビタミンEが抗酸化作用を呈し、カリウムも豊富でむくみに効果的。

 

・生姜→辛み成分のジンゲロールが殺菌効果にすぐれています、さらに血行を促進してくれるので温活にも良いとされています。

 

 

もう既によく見聞きする内容でしたが、ご参考になさってみて下さい。

やや多い文字量となったので、今日はここまで。

つづく。

 

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北見成達

google 検索にて

google先生、ググる

検索すること、調べること、お得な情報検索などなど

 

そんなグーグルにて「大森+美容鍼」と検索すると、出てきてくれました。

(良かったぁ)

PC画面かいっ、と突っ込まれそうですが・・・

地区や近郊の治療院や鍼灸サロンがたくさん出てきます。

検索結果で当サロンも出てきてくれるので一安心。

そしてこのグーグルから予約のお申込みをして下さる方も増えております。

感謝m(_ _)m

 

今後とも、お役に立てるように情報更新して参ります。

 

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北見成達

鍼灸治療院での英会話「お肌の悩み」④

久しぶりの英会話・・・英単語編

 

日焼け→sun burn

乾燥肌→dry skin

脂性肌→oily skin

混合肌→combination skin

敏感肌→sensitive skin

 

これからの時期、1年の中でも紫外線が最も強い時期となります。

鍼施術はいい意味で皮膚を傷つけ、再生や代謝を促すことができます。

皮膚の代謝には少し時間が必要です。

紫外線が強くなるこの時期に行うことで、夏の日差し対策となりやすいです。

 

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北見成達

鍼灸サロンって何をしてくれる場所?

昨日のお気軽にお問合せください、の続き。

 

鍼灸サロンでは、身体の不調やお悩みに対応するのですが・・・

つまり、どういう症状を診てくれるの?何が得意なの?不適応はなんなの?

という疑問も多いと思います。

 

病院や医療機関→専門の科に特化している(分かりやすい)

鍼灸治療院→

  • 整形外科領域の内容、
  • 内科領域の内容、
  • 神経外科、神経内科領域の内容、
  • 婦人科領域の内容、
  • 眼科領域の内容、
  • 耳鼻咽喉科領域の内容、
  • 循環器科領域の内容
  • 小児科領域の内容

など幅広く対応できる事があります。

※上記に羅列した内容は、これまで対応した事がある事象です。

オイオイ鍼灸師って何でも屋かよ?と思われるかもしれませんが。

・・・ほぼ何でも屋に近いかもしれません。

鍼灸師の先生によっては、〇〇に特化している、〇〇専門の治療院というように得意分野を確立されているスペシャリストもいらっしゃいます。

当サロンでは健康と美容を同意に捉えて、健康美容がコンセプトの美容鍼灸に特化して行っています。

つまり上記羅列の内容に幅広く対応しながら同時に美容鍼灸を行っています。

もちろん全てに対して1から10までではなく、見立てや経過によっては施術期間の途中で専門医療機関に転送した事も多くあります。

※鍼灸治療が全てとは考えておりません。

鍼灸治療院で対応しきれない内容や、高度な医療を受けるべき時など、専門医療機関、高度な医療機関にかかられる事を推奨しております。

 

また言い換えると、鍼灸治療院、鍼灸師が対応できる範囲はかなり広いと言えます。

健康のこと、美容の事、お気軽にご相談ください。

人体は1つの身体の中に多くの機能がパッケージングされており、同時にはたらいています。

痛みを放っておけば、関連痛など症状が伝搬していく事もありえます。

痛いまではいかないんだけど・・・だるい、重い、など不調程度のときにもご相談ください。

早め早めの対応をお勧めいたします。

 

おおまかなイメージですが、

痛み→治療が必要

不調→メンテナンスで済む(済ませたい)

という感じでしょうか、日々使っていくお身体。

定期的なチェックやメンテナンスとして鍼灸を受けてみるのもお勧めと言えます。

 

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北見成達

0337712460 (店舗)

08048159194 (直通)

info@salon-image-acu.com

 

緊急事態宣言の・・・

緊急事態宣言による外出自粛。

延長か解除など5月14日(木)に発表がなされるようです。

その結果によっては、再度の臨時休業の可能性もあります。

 

現在、1回目の臨時休業を経て、4月下旬時にご予約して頂いてた方々の振替え予約を施術しております・・・

 

宣言の解除があったとしても、今まで通り

  • 入店時の手指消毒
  • 検温
  • 施術時のマスク着用に

ご協力をお願いしております。

またサロンと致しまして

  • 複数の患者様、お客様がご一緒にならないように致します
  • 施術中の換気を実施
  • おひとりごとに施術に使用したお部屋をその都度クリーンアップ
  • 使用済み治療着、タオル、シーツのクリーニング
  • 一度使用した施術室は、次回使用時まで2時間以上は間隔をあけて使用します

などなど。

状況によって臨機応変に対応していきます。

 

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北見成達

 

痛みがある・・・どこに行けばイイ?

昨日、痛みがある時=炎症がある場合というケースのブログを書きました。

2日前に美容室イマージュにいらしててお客様(40代男性)との会話であったこと。

 

困りごとがある、との事。

身体が痛いとき、どこの病院に、何科にいけばいいか分からない。

なので、いつも取り敢えず湿布してガマンしてる。

という声を頂きました。

 

風邪をひいた→取り敢えず耳鼻咽喉科、内科・・・これはイメージしやすい。

転倒して痛い→打撲?骨折?取り敢えず整形外科・・・これもイメージしやすい方。

でもなんだか、ぶつけた訳でもないのにシビレが出てきた、震えがしてきた、寒気にまで発展してきた、など関連症状(随伴症状)もでてきた・・・どうしよう、分からない

という事も多くあります。

 

上記のようなお問合せやお悩み相談も対応しております。

急じゃないんだけど、身体の〇〇が気になってるんだけど、何科に行けばいいか分からない。

などのお声にもアドバイスやご進言をしております。

お困りの事があったり、身体について分からない事がありましたらお気軽にご相談ください。

 

お問合せ方法。

info@salon-image-acu.com

0337712460 (店舗)

08048159194 (直通)

通りがかりでもOK→東京都大田区山王3-27-3

 

※施術中など直ぐに対応できない場合もあります。

折り返しますので、なんらか連絡先を残して下さいますようにお願い申し上げます。

 

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北見成達

冷やす?温める? 急な痛みの時に・・・

痛い時・・・冷やした方がいいの?温めた方がいいの?

以前から多く頂く、ご質問です。

 

【結論】

・冷やすべき時→炎症がある、急性期が多い、冷やして痛みが治まりやすい時、など。

・温めるべき時→慢性的な症状が多い、温めてラクになる(温めても痛みが増大しない時)など

 

少々ややこしいのですが・・・痛みがある時=炎症がある時です。

炎症とは・・・

  1. 痛みがある
  2. 腫れてあがっている
  3. 赤みがかっている
  4. 熱がこもっている
  5. 普段どおり動かない、機能しない

という5大徴候(サイン)がみられる状態です。

 

◆急性期・炎症期→冷やす

炎症が発生してから72時間(3日間)は炎症期、急性期といわれ炎症がピークに到達する時間です。

この時には冷やす事べきときで、上記の5大徴候をおさえるために行います。

(※ダメージの度合によっては、炎症期が72時間より長引く場合は、よくあります。)

例:どこかにぶつけてしまって腫れて痛い→痛みがひくまで冷やすべきです。

例:腰をひねってしまって痛い、痛みが発生してから72時間(3日)以上経っているのにまだ痛い→まだ冷やすべきです(冷やして痛みが和らぐならOK)

※この場合、かなりの痛み(炎症)なので、医療機関や鍼灸治療院を受診される事を推奨いたします。

イメージとしては・・・火傷した時には、まず冷水や氷で冷やします。ジンジン痛みがあるうちは冷やし続けますね。

つまり炎症がある程度おさまるまで冷やし続けている、という事です。

炎症が治まれば、痛みを緩和することができ、早めに回復傾向に移行させることになります。

 

 

◆慢性的なお悩み→温める(温めて痛みが増悪しない)

例:腰を痛めて、急な痛みは治まったけど・・・慢性的に腰が重だるい、ずいぶん前から疲れがたまると腰が痛い、違和感がある、などの慢性的な状態のとき。

腰の筋肉が凝っている状態が慢性的になっている。

温めて、凝った筋肉が和らぐ→血流がよくなる→溜まっていた老廃物や痛みの物質が血流で流されて痛みがラクになる、結果的に筋肉のコリ(緊張)がほぐれて楽に感じる。

つまりひどい程度の炎症状態ではない、という時です。

 

※冷やすべき?温めるべき?どちらから最初にやればいいか分からない。

※無難な方法としては、どこか痛めたときには、取り合えず冷やす。

温めてみて痛みがひどくなる→この時は、まず冷やすべきタイミングと考えられます。

応急措置として痛みをやり過ごし、医療機関に問い合わせて下さいませ。

 

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北見成達