6月29日(火) 第12回目の授業 @お茶の水はりきゅう専門学校
2年生の授業で「美容鍼灸」について担当しております。
普段の施術でも、鍼やお灸を行うと発生する現象・・・「反射」
よく足ツボや手の平を押して、関連する内臓に効く・・・などツボ押しを聞いた事があると思います。
鍼やお灸でも発生します。
いくつか分類をして紹介してみます。
例:肩こりに鍼をする
肩のコリ(筋肉)に対して、ズーンと響き(鈍痛)を感じる鍼をする。
結果→コリが和らぎ楽になる。
「体性ー体性反射」が発現したと考えられます。
筋肉の中に存在する、ポリモーダル受容器(神経のセンサー)が鍼刺激を感知し閾値を越える(ズーンと響いた)事で、凝っていた筋肉が本来の柔軟性に戻る、という反射が発生します。
簡単に言うと、コリで痛い部位に鍼をする。
響きを感じる程度の鍼をする事で発現しやすくなります。
鍼を受ける部位によって、そして疲労度合いによっては、響きへの耐性や感受性が異なります。
無理のない程度の鍼刺激を行うことが大切です。
授業でも狙ってコリをほぐせる鍼灸を学んでいます。
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達