7月13日(火) 第14回目の授業
先週に引き続き「深いシワ」に関して。
- シワの下に潜らせる鍼
- シワの原因になっている表情筋へ鍼
- 相反抑制している表情筋に鍼
ここまでは簡単ですが、関連する部位への鍼も大切(これを見抜くのがやや難しい)
例えば、「ほうれい線」
噛み締めによる咬筋、側頭筋、外側翼突筋、前頭筋、後頭筋などの緊張
そして首肩こりとなっている可能性が高く・・・僧帽筋、頭板状筋、頚板状筋、肩甲挙筋、斜角筋群、棘上筋、棘下筋、広頚筋・・・などなど細かく列挙すると更にあります。
離れた部位では、腕→上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋、腕橈骨筋、総指伸筋、長短橈側手根伸筋・・・などなど。
東洋医学でいうツボ=経穴
経穴を結ぶ線→経絡
経絡の下に存在する筋肉→経筋
現代医学での参考としてはアナトミートレイン
お顔への影響は腕や首肩、腰、臀部、下肢(ふとももから下の足のこと)と関連します。
【結論】
全身治療を行える鍼灸だと、ほうれい線への美容鍼灸も効果が持続的となる。
全身治療を医学的根拠で診られる鍼灸師のための授業を行っています。
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達