2025年4月8日(火)
お茶の水はりきゅう専門学校にて「美容鍼灸」の実技授業
この日は第1回目(全20回)
講義、美容鍼灸とは、発生学に基づく美容鍼灸の理解について学びました。
以後も授業でおこなわれた内容、質問などへの返答などもこのブログで書いていく予定です。
1回目の質疑応答としては
Q.美容鍼灸の効果の定着とは、どういう状態を定着と考えますか?
A.個人差がある前提ですが、施術直後の効果も日常生活を過ごすと疲労の蓄積などで効果も戻ってしまいます。
目安として1~3回目位まで施術をあまり期間を空けず受けることで、効果が定着しやすく(日常生活を過ごしても戻りにくく)なります。
この状態となった場合、施術と次回の施術までの期間を空けても大丈夫となります。
なお効果持続のためご自宅で行えるセルフケアもなさると、より安定しやすくなります。
セルフケア方法についてもご来院時にアドバイスできるようにされると理想的です。
Q.肌質改善、ニキビ(吹出物)に対する美容鍼は顔以外も施術するべきですか?
A. はい、お顔に現れるニキビ(吹出物)はサインとして表れている事が多く、そのサインを出している大元も治療するべきです。
例:月経前後のホルモンバランスによる吹出物は、婦人科系の卵巣や子宮の活動が過剰にならないための施術もおこなうべきです。
Q.マイクロカレントとマイクロトラウマは同じことですか?
A. いいえ、マイクロカレントは細胞が再生(回復)する時に発生する電位のことで、ほぼ同等の電位を発生させる機器による施術方法とも言えます。
マイクロトラウマは美容鍼灸における造語です。
マイクロ→極小な、微細な
トラウマ→外傷(鍼による)
美容を目的とした鍼による傷(目に見えないサイズ)の事をマイクロトラウマと表現します。
このような質疑応答がありました。
次回は4月15日(火)で、フェイシャルについて学びます。
お茶の水はりきゅう専門学校 美容鍼灸授業担当
北見成達