お茶はり美容鍼灸授業12回目

2025年7月1日(火)第12回目

今回から「美容鍼灸における本治法」

これまで、顔面部や頭部への美容鍼を実習してきました。
その際、手足への鍼を単にのぼせ予防として簡易的におこなってきました。

今日からはお顔の主訴に対して、手足の要穴や腹部、背部の経穴へ刺鍼し、より本格的な施術内容を習得します。

東洋医学では顔に現れるのは全身の状態が反映されたサインであると捉えます。

筋骨格系を意識した刺鍼
内臓腑を意識し刺鍼
お顔と関連する内臓(自律神経支配)に対して、鍼灸施術をするという事は、全身治療が重要です。

来週も同じテーマで学んでいきます。

お茶はり美容鍼灸授業11回目

2025年6月24日(火)第11回目

先週につづき、「深いシワ、肌荒れ、吹出物」

特に深いシワに関しては、シワそのものを傷つける刺鍼でもOK
表情筋の走行も気にしながら、1本の鍼で効率よく刺鍼する方法について学びました。

授業中の感想
たるみリフトアップと違い、効果の実感が少ない
シワが消えるように皮膚を張って鍼をするのが、難しく感じました。
片手挿管もやらなければ

お茶はり美容鍼灸授業10回目

2025年6月17日(火)第10回目

今日から「深いしわ、肌荒れ、吹出物」がテーマ

しわと言っても種類があります。
大まかに浅いシワと深いシワ
・浅いシワ→乾燥肌などが原因
・深いシワ→乾燥肌やシワの直下の表情筋の緊張が原因

シワができる原因の筋肉について。
シワと筋肉の関係(筋肉の走行)について。

シワそのものへの傷つけ、表情筋の柔軟性へのアプローチなどに留意し刺鍼しました。

 

お茶はり美容鍼灸授業8回目

2025年6月8日(火)第8回目

前回に引き続き、たるみリフトアップ、くま、くすみ等への対応。

授業内での感想
お顔のリフトアップのために首や肩を整えるのが、これほど効果的とは思いませんでした。

顔が身体の一部であることは分かっていたが、関連する部位も治療すると全然ちがう。

顔に鍼をしていないのに、首や肩・・・腕、おなか等へ鍼をするだけで顔の変化があり、すごかった。

などなど。
次回も同じ内容です。

授業の回数をかけてでも習得するべき内容です。

 

お茶はり授業「シワへの美容鍼」

2024.6.11(火)  第10回目
もう全20回の半分を経過
「シワへの美容鍼」

シワといっても幾つか種類があります。
おおまかには、浅いシワと深いシワ

浅いシワや乾燥肌へのアプローチは授業初期におこないましたが、今回は深いシワをメインテーマとした内容を学びます。

深いシワの原因も多々ありますが、その中でも表情筋の凝り、または筋力低下が原因で発生するシワに対しての美容鍼を実践。

コロナ禍は過ぎましたがマスクを長期間着用していたお顔や頭部、頚部(首の部位)の筋肉の状態、普段の姿勢(スマホ操作)などの影響でシワが出来やすい身体の環境。

授業では、まずお顔の深いシワへの刺鍼を実践。
前回までの たるみリフトアップへの美容鍼と合わせると、より効果的に。

今週と来週の2回で学んでいきます。

その後に、お顔のための頚部や手足の鍼を学びます。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

 

お茶の水授業14回目

2022年7月12日(火)
先週に引き続き「全身治療」

当サロンのメニューでいう、トータル美容鍼灸コースの流れ

  1. 問診とカウンセリング
  2. 施術前(before)の評価、お顔、お身体
  3. 全身治療(東洋医学的、現代医学的)うつ伏せ、仰向け
  4. お顔の鍼
  5. フェイシャル
  6. 施術後(after)の評価、お顔、お身体

という大まかな流れですが、3番目に相当する「全身治療」
結構、お顔のご要望に関連する事として、首肩こり、腰痛、お腹の調子(便秘、下痢)、冷え、むくみ、生理痛など。
これらの体幹部で発生している症状に対応する必要があります。

先週に引き続き、脈診や舌診を行い、手足にある要穴、胸腹部の募穴、背腰部の兪穴へ刺鍼して全身治療について学びました。

奇経八脈の八宗穴治療
難経六十九難本治法

などを学びました。
結構、首肩こりや腰痛などでは効果のほども早く、体感しやすかったです。

来週もペアを交代して学んでいきます。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶の水授業13回目

2022年7月5日(火)13回目の美容鍼灸の授業

先週から始まったテーマ「全身治療」

全身治療って?美容鍼灸って顔に鍼をするのでは??

【結論】

体幹部や内臓腑を良い状態へ導くと、お顔の効果はより良くなる。

首肩こり、腰痛、冷え、むくみ、生理痛、便秘や下痢など
これらの体幹部や内臓で起こりえる症状が原因で、顔色が良くないという状態が現れやすくなります。

顔色とはサインで、どこかが出している事象。

ほとんどの場合、顔そのものではなく、離れた部位です。
そして殆どが体幹部や内臓から発せられる事が多く見られます。

生理学的には内臓体性反射といいますが、お腹の調子が悪く顔色がよくない、、、

そんな状態です。

では、美容鍼灸施術的にはどうすればよいか。

お顔のために、体幹部、内臓腑のバランスが整う施術が必須です。

※顔だけに鍼をする美容鍼灸は効果が長持ちしにくい

表情筋は皮筋という柔らかい造り、言い換えると直ぐに効果がでる部位=すぐに効果が消失しやすい部位。

ほうれい線やたるみ、しわ、しみ、ニキビ、吹き出物、くま、くすみ等のご要望が多いのですが、お顔そのものが悪い事は少なく、何らかが原因です。

全身の疲労やストレス
首肩こり、腰痛、冷え、むくみ、生理痛、便秘や下痢など
これらを診てお顔のご要望と同時に施術していきます。

手段は、奇経八脈の八宗穴、難経六十九難本治法などで対応するべく学びました。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

美容鍼灸のクラブ活動

2022年6月14日(火)
この日は定休日をつかって、お茶の水はりきゅう専門学校にて美容鍼灸の授業。

昼間部と夜間部の間の時間。
今年から「美容鍼灸クラブ」が活動しているとの事で見学にいってきました。
3年生が中心となって、美容鍼の施術を実践していました。
まだ始まったばかりのクラブですが、みなさん意欲的に臨んでいる姿がとても印象的でした。
自分の学生時代にもこういう環境があったら良かったなぁ、と感じました。

ひとまず、ここまで。
また追記します。

お茶の水はりきゅう専門学校
美容鍼灸 非常勤講師

北見成達

お茶の水授業10回目

2022年6月14日(火)、第10回目なので全20回の折り返し

先週に引き続き、「たるみリフトアップ、くま、くすみ」

まずは表情筋ごとへの刺鍼。
表情筋には口角を挙げるための筋肉、
口角を下げるための筋肉など、相反する作用の筋肉があります。

筋肉のパーツごとに鍼を打ち分けられると、美容鍼灸の施術効果を狙って得られるようになります。

基本といえば基本ですが、これがかなり難しい。

特にリフトアップとなると、口角挙筋、上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋などに刺鍼しますが、皮膚表面から筋肉に至るまでに脂肪層が厚めにある部位。

表情筋の動きを指で触知しながら確認します。

美容鍼灸施術で最も多くご要望される内容。
次週も1コマ使って同じ内容をじっくり習得します。

北見成達

お茶の水授業7回目

2022年5月24日(火)
この日のテーマは

「深いシワ」

無表情の時にもお肌にくっきりと線が現れているシワ。

原因は、お肌の乾燥、皮膚が薄くなる菲薄化、そしてそのシワを寄せるための筋肉。

美容鍼灸の場合、シワそのものに鍼で微細な傷をつけて皮膚の新陳代謝=創傷治癒を促します。

そして、シワを寄せるための表情筋にも鍼やお灸、手技をおこない本来の柔軟性に戻します。

さらに表情筋の柔軟性を補助するために、関連する首や肩のコリを和らげることで効果がより増します。

 

お顔のしわで目立つのは・・・

眉間のシワ、おでこの横ジワ、目じりのシワ、ほうれい線、フェイスラインのシワなど

今週と来週とで学んでいきます。

 

お茶の水はりきゅう専門学校
美容鍼灸 非常勤講師
北見成達