お茶はり授業「総復習」

2024年8月20日(火)第19回目
2週前に行われた期末試験の返却。
全員合格です。

この日と来週は今学期の総復習です。
美容鍼灸の授業を全20回でおこなってきました(あと1回残ってますが)
これまで学んだ内容は基礎と言えます。
今後、進路を進めていく過程でいろいろなやり方の美容鍼灸に触れることになると思います。
しかし基礎を念頭におこなっていくと共通点が見えてくる筈です。

さらに基本、応用と進めていくことで知識、技術が備わっていき上達していきます。

練習や臨床現場をこなし、更なる上達やご活躍を祈っております。

また来週の最終回もよろしくお願い致します。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業「期末試験」

2024年8月6日(火)第18回目

今学期おこなってきた内容として、お顔の主訴では
・たるみリフトアップ
・くま、くすみ
・しわ(浅い、深い)
・にきび、吹出物、肌荒れ
・乾燥肌

全身治療としては、奇経八脈の八宗穴治療
などを学びました。

※フェイシャルについては期末試験の時間の都合上割愛しました。

これらをいつでも施術できるようにしてきました。
効果の程度については被験者による個人差があるので、問いません。

各主訴に対して理論を持ち合わせ、その通りに刺鍼が出来ていれば合格です。

あとは実践の回数を積み重ね、より効果的な施術を体得していけば良いです。
毎週、授業後の実技室開放(自由練習)でも熱心に練習している様子も見ておりました。
継続していけば必ず上達します。

残すところ授業も2回。
20回の授業でも教え足りない事がありますが、総復習を兼ねてやっていきましょう。

 

お茶はり授業「美容はりと本治法」

2024.7.9(火)第14回目

先週、先々週に引き続き、本治法を実践。
皆さん少しずつ慣れてきて、お顔の主訴(ご要望)に対して、全身の一部と捉えて治療をできるようになってきてます。

・たるみリフトアップ、クマ、くすみ等、筋肉のこりや血流を優先的に意識すべき内容や、
・またシミしわなど肌の新陳代謝を待たなくてはいけない内容、
・ニキビ吹き出物など内臓腑からのホルモンバランスや自律神経系の調整を必要とする内容
それぞれ鍼灸の効果の発現までに異なるタイミングの施術内容を使い分けておりました。

来週は新たな内容になります。

1020回の授業のうち14回を紹介したことになり、期末試験も近づいて参りました。

全20回の授業のうち14回を消化したことになり、期末試験も近づいて参りました。

全身の治療を含む美容鍼灸を習得できるように過ごしています。

全身の治療を含む美容鍼灸を習得できるように過ごしています。

猛暑酷暑がひどい中.授業では皆さん集中して頑張っています。

残り少ない授業回数ではありますが、将来のために頑張っていきましょう。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業「美容鍼と本治法」

2024年7月2日(火)第13回目の授業
先週から美容鍼灸施術における本治法について学んでいます。

資料にある難経六十九難本治法については、別授業でも行うことが多いので、奇経八脈の八宗穴治療を優先的に実践。

脈診、腹診、舌診などを各ペアで実践しました。

美容鍼灸の場合、主訴(お悩み)はほぼ全て審美的な内容です。
例:たるみリフトアップ
たるみもお顔の全面が原因の場合、側頭部や側頚部の場合、後頭部や後頚部というように身体の後面に原因がある場合で異なります。
お顔は首を伝い身体とつながる一部です。

その身体(お顔以外)に不調がある場合、必ず顔色やたるみなど審美的なお悩みに現れます。

つまりお顔の美容鍼も大切ですが、効果を持続的とするためには身体の治療も併せて行うことが重要です。

4月から始まった授業ではありますが、少しずつ難易度があがり、よりハイクオリティな内容を学んでいます。

来週も同じ内容の予定です。
授業コマ数を複数回かけても行うべき内容です。

みなさん上達がみて取れます。
引き続きやっていきましょう。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

 

お茶はり授業5回目「乾燥肌、ニキビ吹出物、肌荒れ、シミ」に対する鍼

2024年5月7日(火)美容鍼灸授業、第5回目

「乾燥肌、浅いシワ」
「ニキビ吹出物」
などに対する鍼についてです。

この日からお顔への鍼を初めて行う内容です。
まずは刺鍼動作としても、比較的難易度の低い方から始め、お顔へ鍼をすることに少しずつ慣れていきます。

この日と来週の2回に分けて学びます。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業4回目「フェイシャル」

2024年4月30日(火)
GWの飛石の平日、美容鍼灸授業の4回目、先週に引き続き「フェイシャル」について

ペアで実技、90分の授業時間をなるべく多く実技実践に充てます。
フェイシャルの動作は慣れるまで難しいですが、まずは被験者のお顔に触れる方、そして鍼をするために表情筋を触り分ける訓練も兼ねています。

短期間にフェイシャルをマスター出来なくても徐々に上達します。
必ず慣れますから慌てなくても大丈夫です。
いつものように相手を思いやって、丁寧に接してください。

何人か学生の方や、他院の鍼灸師の先生方からもブログ見てますよ、との声もあります。

なるべく情報共有できるように、質問なども別トピックに書いていきます。

GW中の授業でしたが、お疲れ様でした。

美容鍼灸教師
北見成達

お茶はり授業2回目「フェイシャル」

2024年4月16日(火) 授業第2回目

「フェイシャル」について学びました。

普段、美容鍼灸施術の流れでは
全身の治療鍼

お顔の美容鍼

フェイシャル
という順ですが、授業ではフェイシャルについてまず学びます。

表情筋の位置や形状を手で触り分ける訓練を兼ねているので、鍼を学ぶ前にまずは手技からです。

1回目の講義中でも触れましたが、表情筋があるお顔には口や鼻があります。
口や鼻=内臓への入口
内臓腑とお顔は発生学的に由来が同じです。
その内臓腑は自律神経がつかさどっています。

フェイシャルで心地よい体感があると、お顔のみならず自律神経が整いやすくなります。

今週、来週の短期間でマスターは出来なくても反復練習し上達していきます。
コンセプトは全身の「健康美容」
その実現のために有意義な授業として参ります。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
お茶の水はりきゅう専門学校 非常勤講師
北見成達

お茶の水授業 <Q&A6>リフトアップほか

2023年6月13日(火) 第10回目

先週から「たるみリフトアップ、くすみ、くま」
への実技

授業内での質問を共有します。

Q. 頚部の刺鍼の時、切皮や刺入をする場合に筋肉の筋腹、起始部、停止部どこに行っても効果は同じですか?

A. 結論として効果(筋肉の過緊張を和らげる)は同じですが、起始部や停止部=筋腱移行部への刺鍼は響きやすく、筋緊張を和らげるのに効率的と言えます。
筋腹に刺鍼するにしても、被験者が響き(鍼による鈍痛)を感じれば筋緊張が和らぐ反射を起こします。
筋肉の起始部、停止部、筋腹それぞれの特徴があるので、各部位に合わせて刺鍼するとよいでしょう。

 

Q. 刺入はどこまで(深さ)すれば良いですか?

A. 目的により異なります。
筋肉(内)に到達させたい場合と、筋膜で鍼尖をとどめたい場合。
目的が筋肉の緊張を和らげたい場合、例えば肺野があり気胸のリスクがある部位など状況に応じて刺入深度を変えます。
因みに刺入深度を変えずとも、旋撚術や回旋術などで刺激量を調整する事も可能です。

 

Q. 側頭筋への刺入はどんどん響かせた方が、より効果的ですか?

A. いいえ
刺激過多(ドーゼオーバー)となる事もありますので、被験者の感受性に合わせて行いましょう。
軽くでも響きが得られれば筋肉の緊張が緩和する反射が発生するので、この体感を重要視しましょう。
なお側頭筋はとても響きやすい部位です。
被験者に口頭で確認しつつ刺入してみましょう。
慣れてくると刺入時に鍼体から手に響きの感覚が伝わります。

 

実際に刺入動作を実践してみると難しさが感じられると思います。
反復練習し上達していきましょう。
実技に関してはコツ掴みです。
漫然とおこなわず、相手の感受性に合せたり、前回と今回などを比較しながら実践してみるとも良いでしょう。

 

※授業中にもお話しましたが・・・
みなさんまだ2年生ですよね。
それにしては上達はやい方ですよ、えぇえぇ。

(北見)先生はなんでそんなに上手に打てるんですか?
と質問というか感想がありましたが・・・
15~16年ほぼ毎日やっていますので。

北見成達

 

お茶の水授業 美容鍼灸 第9回目

2023年6月9日(火) 第9回目

「たるみリフトアップ」「くすみ、くま」

美容鍼灸の中でも最もご要望が多い内容。
3回の授業時間で学んできました。

因みにお顔のたるみとして多いのが、ほうれい線を描くような頬の部分。
次いでフェイスラインの二重アゴ
表情筋の筋力低下または噛み締め(喰いしばり)、首肩こりなどの筋肉の過緊張が原因となる事もあります。

筋力低下と筋肉の過緊張、、真逆の説ですが人それぞれお顔の状態によってあり得る事です。

くすみやクマといった見た目の色調の内容も筋肉の過緊張などによる血流の停滞でリスクが高まります。

今回はお顔や頭部、頚部という限局的な刺鍼を習得します。
本来は全身治療と組み合わせる内容ですが、授業時間の兼ね合いで局所的な刺鍼を学びます。

 

定休日は美容鍼灸教師
北見成達

お茶の水授業<3回目>

2023年(令和5年)4月18日(火)

先ほど夜間部の授業を終えてきました。
今回は3回目(全20回)の授業ですが、先週に引き続き「フェイシャル」について学びました。

美容鍼灸の施術メニューでは、お顔に鍼をするという印象が強いですが、フェイシャルをする事で施術効果もUPします。

美容鍼灸メニューがある治療院やサロン。
実はフェイシャルもおこなっている治療院は珍しい方なのだとか。

因みに、気持ちいいという体感も施術効果を高めるうえでは大切な事です。
これはリラックス状態となりやすく、医学的には副交感神経優位という状態をいいます。

お顔への施術は実は自律神経(副交感神経と交感神経)に影響を及ぼしやすいという身体の関連があります。

鍼とフェイシャル・・・リラックスにはとても重要な組み合わせ。
お灸は?というと、実はお顔でお灸をする事もあります。
授業の進捗によっては実践してみたいと予定しております。

定休日は美容鍼灸教師
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達