いつも当サロンにお身体を預けてくださっている方から、ブログ見ていますと言って頂きビックリ。
そして施術中の会話の中で、腱鞘炎に鍼灸が有効なのか、と・・・答えはyesです(腱鞘炎の程度や内容によります)
昨日のネットニュースでこんな記事が・・・
この方が腱鞘炎で鍼灸を受けてかは分かりませんが・・・
当サロンでも、1月中だけでも腱鞘炎に関して5~6症例(1件は腱鞘炎とは別の関連痛と思われる)診ました。
腱鞘炎での施術延べ回数15回
男性1名、女性5名
原因は、家事や仕事による労作など4件、スポーツによる2件でした。
寒く筋肉や腱が冷えて硬くなりやすい時期に、疲労の蓄積や患部に急な負荷がかかることで痛みを感じる事が多くなります。
手首周辺ですと・・・
画像のように腕から指に至るまでの途中に腱鞘が存在しており、いくつかの原因により炎症が生じてしまい痛みがある状態を腱鞘炎といいます。
鍼灸では、患部そのものに鍼やお灸を行う場合と、関連(患部からは離れた部位)する腕に施術を行う事になります。
結論として、腱鞘炎に対して役に立てます。
急性期や慢性的な症状の程度にもよりますが、まずは痛みの緩和、周辺組織の柔軟性を確保し、血流の循環路を確保する、そして再発防止のためのセルフケアなどを施術とご説明でご対応しております。
一度の施術で緩解する場合やダメージによっては複数回の施術を要することもあります。
当HPにも「鍼灸の効果」というタグ?タブ?ページに適応の症状が載っています。
https://www.salon-image-acu.com/effect/
「美容鍼灸の効果」、「鍼灸の効果」というように分けて書いておりますが、いずれにしても人体に対して鍼灸という施術を行います。
おおまかに言っても
- 運動器系症状
- 神経系症状
- 婦人科系症状
- 生殖器、泌尿器系症状
- 消化器系、呼吸器系症状
- 眼科系症状
- 耳鼻咽喉科症状
- 循環器系症状
など、病院やクリニックでいえば〇〇科というように専門科と細分されますが、鍼灸施術の場合、それらを総合的に対応する事になります。
例えば、冒頭で書きました手首周辺の「腱鞘炎」は運動器系症状であり、病院に行くとすれば整形外科を受診する可能性が高い内容です。
しかし炎症が長引き痛みが治まらなければ、神経系の内容に関しては、整形外科+神経外科、神経内科など別の科が適応な事もあります。
レントゲンやMRI、CT、徒手検査などを行い、注射による処置、内服薬として炎症の除去や疼痛緩和、興奮した神経を鎮めるお薬、外用薬として湿布や塗り薬、などなどが行われます。
鍼灸の場合は、お身体の外から鍼(鈍痛)やお灸(温熱)という手段で施術します。
ある種、健常な状態に戻すためのきっかけ(喝をいれる)として活用します。
鍼灸施術を受けた事がある方は体感している内容ですが、コリが原因での痛みが緩和されたり、冷えが原因で血流が滞りがちとなり痛むなど・・・という症状に対応します。
腱鞘炎やほかの症状についても、いわゆる楽になる、症状がマシになるなど。
お役に立てる事は多いです。
思い当たる方はご参考までに。
※当サロンでは鍼灸施術が全てとは考えておりません。
施術方法は、それぞれのお身体や症状に最適な選択がされるべきです。
その一つの手段としてお考え頂ければと位置付けております。
むしろ、病院と連携しお身体のためになる場所として存在だと考えております。
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科鍼灸部門 推薦治療院
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達