お茶の水授業6回目

2022年5月17日(火)
先週に引き続き、乾燥肌やちりめんジワ、表情皺に対する鍼
紫外線量が多くなるこの季節、日焼けダメージの予防策としての可能性が高まります。

【結論】
保湿が大切!

因みに・・・干物と生魚、早く焼けあがるのは干物。
水分を多く含む生魚は焼き上がるまでに時間がかかります。

ではお肌の内側に到達できる鍼で何ができるか。
散鍼=こちらの治療院でいうコラーゲン活性鍼で肌に潤いを促します。

皮膚についた傷は再生しますが、外科学では創傷治癒といいます。
3つのフェーズを経ます。

  1. 止血・炎症相
  2. 増殖相
  3. 成熟相

特に2番目のフェーズの増殖相では真皮層に多いコラーゲン線維やエラスチン、プロテオグリカンなどが再生し皮膚の骨子を構築します。

さてコラーゲンといえば、普段のイメージでは潤いというか・・・
お肌の弾力性や張りという想像に直結します。

確かに、散鍼(コラーゲン活性鍼)をおこなうと、直後効果もありますが、3日後くらいに肌の潤いを感じる(個人ごとの感想)というご感想も多く伺います。

紫外線両が多くなる時期に美容鍼を行うことで、皮膚の新陳代謝のタイミングを考え予防的にスキンケアの散鍼を行いました!

 

秋のスキンケア(皮膚の中から)

結論から

鍼はスキンケアに役立てる事があります。

コラーゲン活性鍼

鍼灸施術、その鍼という物理療法の特徴には皮膚表面だけではなく、その内側に到達する事があります。

使用しいている鍼は、髪の毛ほどの細さ、直径0.1㎜の鍼が皮膚を通過してその下(体内)に到達します。

つまり直径0.1㎜程度の目に見えないサイズの傷をつけます。
生きている細胞は傷つくと再生しようとします。

これを創傷治癒と言います。

皮膚は層になっていて、皮膚表面側から表皮、真皮。

さらに身体の深部に向かうと皮下組織、筋肉、骨というように存在します。

前回書きましたスキンケアはクレンジングや化粧水など皮膚表面からのアプローチ方法。

化粧品と表記されているものは表皮までしか浸透しません。

 

皮膚のやや深層にある真皮層にはコラーゲンやエラスチンという物質がたくさん存在しています。

鍼は当然ここまでも到達できます。

創傷治癒を促すことで、ご自身のコラーゲン細胞やコラーゲン線維、エラスチン、プロテオグリカンといった物質の再生を可能とします。

 

健康と美容は同一をコンセプトに行う美容鍼灸。

秋のスキンケアにいかがでしょうか。

 

大田区大森山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン
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北見成達