雨のにおい・・・

ゲオスミンとペトリコール

梅雨入りも近づき、冷えや重だるさなど体調不良のご相談から施術する事が多くなってきました。

さて今日は、普段なんの役にも立たない内容の投稿です。

天気の移り変わりで気圧にも変動が生じます。
よく膝が痛むと雨が降る、雨が近づいてくると頭痛がする、などの声をよく伺います。

1日、2日後の気候の変調が前もって体感できてしまう方は、予防的に受ける鍼灸施術の予約をお問合せ下さる事があります。

雨が降る前のニオイ、雨が降った後のニオイ、敏感な方は湿気が増えた程度でもニオイを感じる取られるようです。

ゲオスミン
簡単にいうと土中の雑菌が死んだ時に出す臭い
大地の臭いという語源だそうです。

ペトリコール
こちらも、長い日照り後の最初の雨に伴う独特の香り、という定義だそうです。
乾燥している地面に吸着し、雨によって土や岩から放出される時の臭い。

だから何?という感じもしなくはないのですが、
こんな独特な臭いを感じる前後は気圧の変動により体調に影響する事もあります。

なんとなく嫌な予感がありましたら、無理に我慢をせずお身体がほぐれリラックスできるような鍼灸を受けてみてはいかがでしょうか?

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

湿気と湿邪とは

梅雨の時期が続いています。

最近では湿気で体調不良を訴え、施術希望の方も増えております。
今年はおおよそ4月の終わりぐらいから、そういうご希望を多く伺うようになりました。

こういう季節柄の影響を受け体調不良となることを・・・気象病と呼ぶようです。

 

さて湿気・・・

冬の乾燥した時期には欲しく、梅雨は多過ぎて困る。

適度が大切。

度が過ぎ、お身体にとって不要なほどの場合→東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

では、梅雨の時期の大気(室内も)に湿気が多くなり過ぎると、湿邪はお身体にはどう影響するか・・・

  • むくみやすくなります。
  • 体温調節がしづらくなります。
  • だるくなり、気分が停滞します。
  • 手足が冷えやすくなります。
  • こむら返りなど筋肉がつりやすくなります。
  • 便秘や下痢などお通じに影響が出る可能性も
  • 頭痛、ひどい場合めまいや耳鳴りなど影響がでやすくなります。

鍼灸施術では身体のコリ(緊張)をほぐし血液やリンパ液の循環が本来の状態に戻ることで、むくみ=湿邪に対応します。

梅雨の時期の体調不良、疲れている方、または疲れが蓄積してきた時に体調不良として実感する事が多いです。

スッキリした身体、循環しやすい身体、となるような内容の鍼灸施術がお役に立てます。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達