授業「メンズ美容鍼灸①」のつづき

【結論】:お腹(内臓腑)にも一緒に施術するとより効果的。

お顔だけに鍼をする事が美容鍼灸なのか・・・
ちょっとおしい。

簡単にいうと、顔にある口=内臓の入り口。

お腹の調子を整えると、顔色へ影響しやすい。

もちろん、お顔そのもの(局所)に鍼やお灸という物理刺激がおよび効果は発現するのですが・・・

効果の持続が大切。
※①のつづきですと、テーマは「汗をかく(緊張性)」でした。

この緊張という状況・・・顔色へ反映しやすいんです。

緊張状態の時、医学的には体内では→自律神経の交感神経(興奮系)が高ぶった状態となります。

通常、緊張が自然とほぐれたり、緊張するシーンから解放されたら・・・副交感神経優位(リラックスモード)という状態になるべきなのですが。

スイッチが切り替わらず、交感神経がずっと高ぶった状態が続いてしまう。

身体も疲弊し消耗します。

さて、交感神経と副交感神経ですが、両方を合わせて「自律神経」と呼びます。

その自律神経は内臓も支配しています。

 

お腹が冷えたり、精神的ストレスという緊張でお腹の調子が良くない、そんな時のお顔色・・・良くないですよね。

それほど、顔という部位と内臓は関連が深いのです。(難しい事はまた違う機会に)

お腹の調子を整え、顔色へ反映される施術を行うとより効果的、そして持続的な美容鍼灸となりやすいです。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達