冷えに対する鍼灸について

2022年も早くも2月に迫ろうとしています。
そして真冬の季節です。
寒い、冷える・・・

お身体への影響としては、筋肉が凝り固まる、血流の滞り、冷え、むくむ、痺れなど。

そこで

【冷えに対する鍼灸治療】

知る人ぞ知る?昔から鍼灸治療では冷えにも対応する事が多くあります。

結論としてポカポカに。

どういう事かというと、単純に温めることを行えば良いとも思えるのですが、仮に全身が疲労している場合、筋肉が凝っている状態が多く、この凝りという筋肉が緊張(硬化)した状態だと血流が滞りやすく冷えることになります。
冷える事で、体温が下がらないように筋肉が引き締まり柔軟性が低下し固くなります。
更に冷えるという無限ループに。
首肩こり、背中や腰の張り、足の疲れ、痺れ、こむら返りなどです。
共通する内容として、筋肉が凝る、または引き攣る。

筋肉が凝る=血流が悪くなりやすい
そして浮腫み(むくみ)結果的に、「冷える」

鍼とお灸の特性
鍼は硬く凝り固まった筋肉に直接到達できる方法の一つです。
筋肉は部位によって浅層と深層となっており、鍼は深層の筋肉にも到達する事が可能です。
いろいろな治療方法や施術方法の中でも特徴的と言えます。
その鍼が凝った筋肉に到達した時に、ズシーンという鈍痛や重だるい感覚を感じる事があります。
この感覚をきっかけに、凝った筋肉は元の柔軟な状態に戻ろうとする反射を起こします。
凝りが瞬時に和らぐ鍼特有の効果です。

一方、お灸も特徴的で、単純に温めるだけならホットパックやカイロなどでもいい筈。
お灸は艾(もぐさ)という乾燥させたヨモギの葉の裏にある線毛を集めた物。
これが燃焼すると温かい、何度も繰り返されると熱く感じるまでの熱刺激となります。
この温度差に有用な意味があります。
温かいと感じる時、体内では血管が拡張し血流が良くなります。
熱いと感じる時、防御反応で筋肉が引き締まり、同時に血管も締め付けられ血流が一時的に滞ります。
これが交互に繰り返されることによって、血管の運動性が増します。
因みに血管は交感神経という自律神経によって支配されています。
全身疲労で自律神経が乱れたときにお灸や鍼で凝った筋肉をやわらげるべく施術すると、血管の運動性を増進させ自律神経も本来の働きを取り戻します。
血流が良い時、血管の周りに存在する筋肉も柔軟な状態といえます。
つまり凝りが取れている状態。
筋肉の過緊張(凝り固まった状態)を和らげると血流が良くなり、冷えも解消されやすくなります。

まだ寒い季節、冷えやむくみ、凝りに対して体調管理としての鍼灸をしてみてはいかがでしょうか。

大田区大森山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン
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北見成達

美容もメディカルにも遠隔パルス鍼灸

首、肩こり、頭痛、眼精疲労に・・・

そしてリフトアップ、顔色くすみに・・・

鍼灸パルス

動画では、腕に行っております。

腕そのものの疲労に対応する鍼となるのと、そして関連する部位への影響として、首、肩こり、喰いしばりや頭痛、眼精疲労などの諸症状へも良い影響をします。

具体的にはコリ(緊張した筋肉)が鍼だけでやわらぎ(本来の柔軟性に戻る)、低周波が通電される事で、筋肉が動かされます。

その結果、緊張していた筋肉内に溜まっていた老廃物が、筋肉のポンプ作用により流され、除去されます。

次いで、酸素を含む新鮮な血液が流入してきて、筋肉を滋養します。

因みに医学的には「体性ー体性反射」という現象が発生していると考えられています。

 

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北見成達

鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに⑤

「免疫」について

物理刺激として身体の外から鍼やお灸を行う・・・

大まかにいうと、身体の外から入ってくる異物に対して、身体を防御しようとする機能。

鍼も滅菌されたクリーンな物を使用しますが、身体に入ってくると異物として見なされます。

この異物を除去しようと免疫が活発となります。

鍼灸の効果

鍼で凝った筋肉が和らぎ、血流が良くなる・・・溜まっていた老廃物が流れていく・・・という事を何回かに分けて書いてきましたが。

それと同時に、免疫(サイトカイン、NK細胞、HT細胞など)が血流やリンパの流れにのって活躍します。

意志とは別に、反射的に行われてる内容です。

 

イラスト画像のとおり

  1. コリが和らぐ
  2. 血流が良くなり老廃物が除去される
  3. いたみ、シビレが和らぐ
  4. むくみが流れる
  5. ホルモンバランスが良くなる
  6. 自律神経が整う

これらが同時に発現されます。

まとめ

なんらかのストレスや疲労などにより、本来の健康的な身体機能がうまく働かなくなってしまったお身体・・・元のあるべきコンディションに戻るためのキッカケとして鍼やお灸という手段が活用できるという事になります。

 

新型コロナウィルスという新たな脅威ですが・・・撲滅というのは難しいと思います。

インフルエンザやヘルペスなど他のウィルスと同様に、共存やコントロールしていかなくてはならなくなります。

抗原=病気の原因、感染の原因

抗体=抗原に対する免疫(インフルエンザにはインフルエンザ特定の免疫)

人体内で自力で作れない物はワクチンや治療薬として摂取するのですが・・・

感染症には、ウィルス以外にも細菌感染も含めてほかのリスクもあります。

 

免疫をベースアップしておくという意味でも、鍼灸はお役にたてます。

 

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北見成達

鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに④

結論から先に・・・イライラ(ストレス)にも鍼灸は有効です。

 

昨日アップしました腰痛でも、ストレス型の事が多く言われるようになってきました。

心理的な要因ですので、心因性腰痛(その他の部位でしたら心因性〇〇痛)なんて表現されます。

さてイライラを放置するとどうなるか・・・怒り、焦燥感、緊張、震顫、冷や汗、動悸、息切れ、などかなり多岐に影響が及ぶ可能性があります。

 

言い換えると興奮状態が続いてしまう。

自律神経という言葉をよく耳にするようになりましたが・・・・

自律神経には2種類あり、①交感神経(興奮系)と、②副交感神経(リラックス系)です。

ではイライラが続くと、察しの通り交感神経が働いている状態が持続します。

交感神経の亢進状態といいます。

ではどのようにリラックス状態に導くか。

例えば鍼の場合、2種類

物理刺激を行う鍼の場合、皮膚表面を鍼が通過する時、チクッという体感もあります。

イライラを助長する体感なのでは?という感じもしますが、このチクッという体感にも意味があります。

通常、人体は興奮状態とリラックス状態とを自動的に切り替えバランスを取ってくれています。

なんらかの原因でこの切り替えができない状態が自律神経の乱れ(失調)となります。

では、イライラ状態=交感神経の過緊張が続いている場合、鍼による体表のチクッ(一瞬だけ)・・・、その後に何も起こらなければ身体は慣れます。

最初のチクッをきっかけとして副交感神経(リラックス状態)が働くように仕向きます。

更に深い位置にある筋肉(凝っている)まで鍼が到達すると、ズーンという鈍痛を感じます。

この瞬間に凝っていた筋肉はほぼ一瞬で和らぎます。

反射といって意志とは関係なく発生します。

鍼灸の効果

いつものイラストですが、画像内の①~⑥が順次発生します。

 

ただでさえ、外出自粛、緊急事態宣言の解除はまだ先、新型コロナウィルスの治療方法やワクチンの確立もまだ先。

イライラしない訳ないのですが・・・

 

体調管理(肉体的、精神的)を目的としたコンディショニングでも、鍼灸がお役に立てる事はあります。

もっとも、バランスの良い食事、適度な運動、睡眠をとる事もとても重要です。

m(_ _)m

 

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鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに③

腰痛

腰痛といえども種類がいくつかあります。

この所ずっと外出自粛、そしてテレワークや運動不足から筋肉をあまり動かさず、といった事が多くなっております。

そして慣れたオフィスと違い、自宅リビングのテーブルとソファ又はイスでのお仕事を余儀なくされ肉体的ストレスを感じている方も多く伺います。

今日は、筋筋膜性の腰痛について。

身体の要と漢字で表現されるように上半身と下半身をつなぐまさに要です。

先日から書いているように首や肩のコリがあると・・・その分どこかの筋肉が代償的に負担を被ります。

腰の筋肉は大まかに4方向に動き、普段は以下の①~④を同時に複合的に行っています。

①体幹を前に折り曲げる前屈

②体幹を後ろに反らす後屈

③体幹を横に反らす側屈

④体幹を横にひねる回旋

上記の筋肉が凝った場合、どの方向への動き(可動域)が制限されているかで判断します。

そして筋肉の緊張=コリが強い部位へ鍼を行います。

 

そして、腰の筋肉だけではなく連動している筋肉に対しても鍼を行います。

例:腰の筋肉(又はツボ=経穴)+臀部、太ももウラ、ふくらはぎ、などの筋肉にほぼ必ずコリがあります。

 

より効果の持続性が高い施術を行っております。

因みにほかの種類の腰痛、椎間関節性の腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、急性の腰痛、慢性的な腰痛、心理的ストレスが原因の腰痛も。

それぞれに対する施術方法があり、鍼の場合、お灸の場合、通電を行う場合もあります。

 

やはりお身体に合う施術方法を選択していきます。

※施術を受ける時のコンディションや、体質に合せます。

 

次回はイライラに関する内容を書いてみます。(予定)

 

 

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鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに②

昨日に続き、今日は「頭痛」

頭痛といってもいくつか種類があります。

今日は緊張型頭痛について。

昨日も触れましたが、肩こりの原因は首の筋肉のコリにある事が多いです。

首や肩の筋肉が凝って、重だるさ・・・次いで痛み、というようになっていきます。

 

<結論>

頭部、顔面部、頚部(くび)、肩、腕などに鍼を施術し、緊張した筋肉を和らげる。

 

<理由>

頭部や首の筋肉がこると、筋肉中を流れている血管を圧迫し血液循環が悪化します。

この血液循環が悪化すると何が起こるか・・・痛みを感じる物質が凝っている部位に留まりやすくなります。

↓画像内の筋肉のイメージ図では、凝った筋肉中に老廃物(乳酸など)や発痛物質が停滞しています。

鍼灸の効果

解決策としては、凝った筋肉を和らげ、血液循環をよくする事で、溜まっていた老廃物などが流れていき、痛みが緩和されます。

※因みに流れて除去された老廃物はどうなるか・・・脾臓や肝臓などで分解され、余分なものは排尿や排便で体外に排出されます、必要な物質は再合成されて体内で再利用されます。

 

頭痛がさらに酷くなると、めまいや耳鳴りなどを呈する事もあります。

そして今の時期は、気圧の変動や朝夕の気温の変化が大きい事が多いです。

肉体疲労だけではなく、大気の影響を受けて発生する事も多いので原因不明の頭痛を感じる方が多い季節です。

外出自粛により運動不足=筋肉が動かされず血流が停滞しやすく、老廃物が溜まりやすいコンディションの方が増えております。

軽いストレッチをしたり、お風呂で血流をよくするべく温まったり。

ご自宅にてセルフケアで行えることも多くあります。

それでもお辛い方は、ご相談ください。

 

鍼の場合は、凝っている筋肉の中に直接影響を及ぼせるので、効果が早く、持続的となりやすいです。

症状の程度によっては、複数回の施術が必要な場合もあります。

 

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鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに①

在宅勤務、テレワーク、リモートなんとか・・・

外出自粛により巣ごもり、運動不足、ストレス、肩こり、腰痛、むくみ、便秘(又は下痢)、イライラなどのトラブルやお悩みの声。

臨時休業中もたくさんのお問合せを頂きました。

 

今日から何回かに分けて、鍼灸や東洋医学が健康にお役に立てる事を書いてみます。

 

外出自粛により運動不足となって関連している内容について。

肩こり・・・通常のデスクワークでも発生しますし、今どきスマホやタブレットを使用しない日はないほどです。

そして外出せずに歩行する時間が減ることで、運動不足となるのは明白です。

筋肉は連動して動くので、単純に歩行不足となるだけでも肩こりや肉体疲労を助長しやすくなります。

凝った筋肉に対して、鍼やお灸は即効性があります。

鍼灸の効果

特に鍼は、一瞬ズーンという鈍痛(響きと表現したりもします)を感じることで、凝っていた筋肉は和らぎます。

イメージ的には↑画像を参照なさってください。

①のコリが和らぐ、という内容です。

肩のこった筋肉に対して鍼を行う・・・だけではなく、当サロンでは関連する部位にも鍼を行います。

理由として、効果をより持続させるためです。

 

今回ご紹介している肩こりでいうと、首、腕、腰、太もも、ふくらはぎ、などに行います。

 

肩こりと言っても、肩の筋肉だけが悪いという事は少ないです。

実施には首の疲れ、目の疲れ、姿勢などから関連痛として肩こりになっている事が多く。

さらに言い換えると、関連する部位の中でも一番ひどい部位(痛みを感じている部位)が肩であるという状況です。

 

対症療法としては、肩に鍼をします。

根本解決を目的として、首、腕、腰・・・などにも鍼を行います。

 

より質の高い施術を受けてみて下さい。

 

コロナウィルスの影響で、生活様式に様々な変化が及んでおります。

今日は肩こりという事に触れてみましたが、鍼やお灸と全身の健康をベースアップさせるのにお役に立てます。

 

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