
飲みすぎには肝臓・・・よく言われる事ですね。
休肝日という言葉も随分前から聞き知っている感覚です。
休肝日だけでなく、思い出した時に「肝」の耳つぼを刺激してあげる事をお勧めします。
肝臓はさまざまな役割を担っています。
1つは、有害物質の解毒や分解・・・例えば、お酒。
お酒も飲みすぎると身体にとっては毒となります。肝臓が分泌する消化酵素で解毒してくれています。
因みに余談ですが、アルコールを分解する酵素が分泌されなくなると・・・酔いが早くなります。
食べ合わせや飲み合わせで、そんな事が起こりえます。
柑橘類である生のグレープフルーツを一緒に摂取すると、アルコール分解酵素であるチトクロームP450という物質の分泌を抑制する効果があります。
んじゃぁ、生グレープフルーツサワーは酔いやすい?生グレープフルーツを使用したソルティドッグは酔いやすい?・・・答えは「はい」なのです。
しかし、飲み慣れている方は、それでも酔わない・・・
鍛えればお酒は強くなる・・・?は都市伝説でもあり、事実(※個人による感想です)ともなるようです。
2つ目は、胆汁の合成と分泌・・・胆汁の文字から察すると胆のうが出している?と思いがちですが、分泌(出す)している臓器は肝臓です。※胆汁を貯める袋が胆のう。
この胆汁は消化管内では特に脂肪を分解してくれる効果があります。
3つ目は、蛋白の合成、栄養の貯蔵です。
食事などで摂取した糖質は人間が活動する上でのエネルギー源ですが、消費量がすくなければグリコーゲンとして肝臓に貯蔵されます。
スポーツや運動などをする時には、このグリコーゲンを分解して燃焼させエネルギーとして使用します。
かなり大まかに肝臓のはたらきについて触れましたが、肝臓を休めたり整えるという意味で耳つぼを押すのも一つの手段と言えます。
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北見成達