干物肌にご用心

【理由】

春を目前にして、長かった冬もそろそろ終わり。
言い換えると乾燥が続いていました。

お肌も当然その影響を受けています。
確実に水分を失いやすい環境でしたから、身体の内外からの保湿や水分補給が重要です。
お肌では日焼け対策用という事になりとても大切です。

この時期は乾燥した空気から保湿が大切なのはよく分かりますが、日焼け対策も同じく重要で、対策としては美容鍼(美肌鍼)が役立ちます。

イメージとしては「干物」の焼き上がりをご想像いただくと分かりやすいです。
生魚を焼いた時と、干物を焼いた時、美味しく焼き上がるタイミングは圧倒的に干物の方が早いです。
つまりお肌の含水率や水分保有量により、これからの日差しに日焼けしやすい体内環境が整ってしまっているという事です。

日焼け対策として、いかにお肌の保湿や含水が重要かが想像できます。

当サロンで行っている「コラーゲン活性鍼」、鍼の特徴はなんと言っても皮膚を通過し体内に直接介達できる事です。

【解説】

肌の表面、表皮層の下に真皮層が存在します。
この真皮層にはコラーゲン細胞、コラーゲン線維、エラスチン、プロテオグリカンなどが多く存在します。
これらの細胞に対して微細に傷をつける事になります。

細胞は傷つくと再生しようと働きます、これを「創傷治癒過程」といいます。

では皮膚はどれぐらいのサイクルで再生される?
部位によって違います!

  • 表皮層→約4週間(28日)
  • 真皮層→約1年(医学文献によっては2~3年とも)

よく聞く28日、4週間でお肌は生まれ変わると耳にしますが、あれ表皮層に限ったお話です。
皮膚の表面からやや深い位置に存在する真皮層、表皮の土台となっていて、表皮層よりも分厚い真皮層、コラーゲンなどを多く含むこの部位・・・1年~3年かけて生まれ変わると言われています。

鍼で傷がつくと、おおよそ3日後にコラーゲンは再生、新生され、2週間後には再生が完了すると言われる創傷治癒過程。

という事は、紫外線ダメージ対策、日差しの強くなる春夏対策、そして今年の秋冬の乾燥する時期を見越して既に肌メンテをしている事にもなります。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
美容鍼灸教師 北見成達

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大森山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン 東京都大田区山王3-27-3 池上通り沿い 東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科 鍼灸部門 推薦治療院です

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