耳管開放症に対する鍼灸について
当治療院では美容鍼灸という施術メニューが存在しており、頭部や顔面部への鍼灸施術を行う機会も多くあります。
結論として、「耳管開放症」と思われる状態に対して鍼灸が役にたてると思います(まだ個人的私見)
全日本鍼灸学会雑誌に掲載されました、森戸淳先生、大内晃一先生らによる
「耳管開放症に対する低周波通電療法の試み」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/71/3/71_138/_article/-char/ja/
初診時の問診では、美容目的のご要望を伺う事以外にも付随する症状というか状態(程度の感覚)を訴えられるがあり、耳管開放症と思われる事が散見されます。
自声強聴、自己呼吸音の聴取、耳閉感、耳鳴りやめまいなど、原因不明な事がおおい。
森戸先生らによると、白喉穴(奇穴)という箇所に鍼をして低周波通電する事により、症状の緩解が得られるという事で当院でも当該する症例の場合に実施しております。
まだ症例を数多くこなしている訳ではありませんが、とても興味深い内容なのでご紹介しました。
森戸先生、大内先生、ありがとうございました。
今回のブログは記事とリンク先の内容も鍼灸師や医療関係者が見る内容かと思われます。
※学校の教員をしている特性上、耳管開放症に対する質問もありましたのでここに紹介してみました。
悪しからず。
掲載に関する利害なし
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達