創傷治癒過程「成熟相」について

人体の傷が回復再生する過程の創傷治癒過程。

今日は「成熟相」について。

受傷してからおよそ14日間後以降を言います。

傷を塞いで再生する時に、コラーゲンやエラスチンといった物質が骨子となり、隙間を他の細胞が充填し、皮膚や組織が再生していきます。

成熟相はいわば傷が回復してからの安定期と換言できます。

 

ここまで3回に分けて創傷治癒過程に触れてきましたが、外科学で解明されている傷の再生の過程です。

 

これを鍼の技術で応用すると、結論として潤った肌となります。

「もちぷる肌」になった、とよく言われます。

 

シワについて触れますが、浅いシワ、深いシワと大別してみましょう。

・浅いシワ~乾燥肌、笑いジワ、小じわ、ちりめんジワ、といった皮膚の浅い位置で発生しているシワ。

この浅いシワに関しては、コラーゲン活性鍼(オプションメニュー)が有効です。

・深いシワ~ほうれい線や無表情でも見えるシワは深いシワと位置付けます。

これは皮膚の表層付近だけではなく、深い位置にある表情筋の過緊張または筋力低下なども原因です。

この深いシワに関しては、シワそのものだけでなく、原因である表情筋に対しても鍼を到達させる必要があります。

浅いシワ、深いシワ、いずれにしても表情筋は本来あるべき弾力性に戻す必要があります。

皮膚表層付近のスキンケアとして保湿を十分に行うべきです。

 

酷暑が続いており、汗をかき水分の消耗がある時期です。

引いては秋、冬の乾燥しやすい時期を迎える前の季節です。

創傷治癒過程の再生過程やタイミングを考えると、乾燥しやすい季節よりも少し前にコラーゲン活性鍼や美容鍼灸を受けると潤いあるお肌、コンディションの良いお肌で過ごすことが出来ます。

医科学を応用する事で、鍼を予防医学として活用することが可能です。

 

なぜか効く鍼灸ではなく、医学的根拠がある鍼灸を実践しております。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

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