創傷治癒過程「増殖層」について

細胞が回復や再生していくお話し

受傷後4日目~14日目の期間は増殖層とされます。

画像の赤線枠で示されている内容で、傷ついた皮膚や細胞が回復再生していく順として、土台や骨子となるものが構築されます。

例えば、コラーゲン(細胞、線維)やプロテオグリカンが再生、構築されます。

そして毛細血管が新生し細胞外マトリクスを構築します。

次いで肉芽組織を構築し再生していきます。

 

プロテオグリカンとは↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/プロテオグリカン

鍼は皮膚を通過し、衛生的に僅かな傷をつける事が可能です。

これをマイクロトラウマまたはポジティブトラウマと言います。

このマイクロトラウマをつける事で皮膚の再生を促す事が可能となります。

体感的な直後効果としては潤いを感じます。

施術後3~4日目には、化粧乗りが良くなったなどのコメントを伺う事も多いです。

 

当サロンのメニュー(オプション)のコラーゲン活性鍼は上記のとおりマイクロトラウマをつけ、乾燥肌の方が潤い肌へ・・・肌質改善が期待できる人気のメニューとなっています。

 

なお、内出血は発生しない程度の刺入深度で、ほとんど痛くありません。

 

創傷治癒過程「増殖層」についてでした。

つづく

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達

 

コラーゲン活性鍼のイメージについて

当サロンの「コラーゲン活性鍼」につきまして

イラスト図の左が正常な皮膚、右側がシワがある皮膚のイメージ。

真皮層にあるコラーゲン繊維、それを結び形状を維持しているエラスチン。

皮膚細胞の乾燥や紫外線により真皮層にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを受けます。

このダメージで皮膚(真皮層から)を支えにくくなり、皮膚に凹凸が生じシワとなりやすくなります。

イラスト(右)の青い線は鍼が入っているイメージです。

イラストだと皮膚を拡大して映していますが、鍼が入っている深さはおよそ1~2㎜程度です。

鍼により真皮層に傷を入れる事になります。

傷ついた細胞は必ず再生しようとします。

この回復過程を活用し、コラーゲン線維やエラスチンなどを代謝(活性)させる目的で鍼を行います。

直後効果としては、肌の潤いを感じます。

施術を受けて3日後くらいから化粧乗りが良くなる、といった感想を聞くことも多いです。

皮膚の「創傷治癒過程」という回復過程が根拠となります。

身体の外から入れるコラーゲンと違い、施術を受けた本人のコラーゲンが再生していく事になります。

夏の紫外線が強い時期、また乾燥する秋を前にスキンケアとして「コラーゲン活性鍼」がオススメです。

 

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達

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