お灸の効果、炎症による「白血球機能」への影響について

今日はお灸を行うことで、やれ温活だの、免疫力が上がるだの耳にする事の内容について触れてみます。

免疫力の代表格な白血球。

白血球のカテゴリー

先日も触れました、サイトカインやNK細胞などは総じて白血球として分類されます。

おおまかに白血球は・・・体内に侵入した異物(細菌やウィルスなど)を除去する働き、そして損傷の修復にも働きかけます。

 

お灸が免疫力UPにはたらく?

お灸により、ごく微細な炎症を発生させることで細胞内に発生した発痛物質の除去(生体防御反応)を促すというのが、いわゆる免疫力(機能)を高めるという理由になります。

 

決して珍しいことでもないのですが、当院でも20代~80代の女性が

「若い頃からの冷え症が治った」

「毎年、夏も冬も靴下を重ね履きしないといけなかったのに、靴下なしで過ごせる」

「冷えが改善されることで、浮腫みが減った」

「冷えを感じなくなり、生理痛も軽くなった」

などの、声を多く伺います。

 

温活=冷えの改善と思われがちですが、免疫力に細胞レベルで働きかけられるお灸。

ウィルスや細菌、花粉やPM2.5など、人間からすると異物に相当する物質が多く飛散する事に対してお灸で生体防御反応を促してみてはいかがでしょうか。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達