![](http://blog.salon-image-acu.com/wp-content/uploads/2020/12/体温について-211x300.jpg)
新型コロナウィルスの感染を怯える日々が続いております。
目安として37.5℃以上の熱が続いている方は・・・
普段からの平熱を把握しておく事も自己管理のうえで大切になってきます。
(何をいまさらという感じもしますが)
さて日本人の平均体温は約36.5℃ですが、計測する部位によって異なります。
皮膚表面や手足などでは外気に触れている事も多く、薄い(体幹部に比べて)場所なので熱が奪われやすい状況です。
身体の内部(中核温)では脳や内臓を機能させるために血液が多く循環し栄養しています。
その血液の循環こそが熱を運んでくれているとも言えます。
さてその身体の内部=中核温を身体の外から計測できる部位として・・・
脇の下(腋窩)、直腸、鼓膜、口腔(舌下)などがあります。
中核温が高い順に
①直腸→②鼓膜→③舌下→④わきの下(腋窩)という順に並びます。
まぁ、脇の下(腋窩)で体温を測定する事が多かったのですが、これは体内でも一番低い温度の所で計測して発熱しているようでしたら、マズイなと捉えられますし、
簡便に計測しやすいという理由もあります。
確かに、検温のたびに直腸や口腔内舌下で計測するのだと・・・ちょっとリスクを感じますね。
因みに発熱という状態はなぜ発生するのか・・・
体内に侵入した細菌やウィルスという病原体から身体を守るための防御反応です。
実際に細菌やウィルスといった微生物は熱に弱い種が多いです。
さて体温について書いてみましたが、普段からご自身の平熱を把握しておくことで少しの変化にも気づきやすくなります。
よく自分の身体は自分が一番よく分かっている・・・というセリフを耳にしますが、体温を計測しておくだけで、より理解把握しやすくなります。
数値を可視化するという事が可能となります。
画像出典:㈱エーアンドデイ 非接触体温計UT-701より
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達