お灸の効果、「マクロファージ」へのはたらき

お灸を行うと、マクロファージの異物貪食作用が活性化されると考えられています。

 

マクロファージ(貪食細胞)

体内に侵入したウィルスや細菌を捕食して消化してくれます。

役割を終えて死んだ細胞も捕食消化してくれています。

 

白血球に属する単球(単核白血球)が分化しマクロファージになります。

造血幹細胞で単球が成熟→単球が血流に入り48時間ほど滞在→血管壁を通り抜けて細胞組織内に入りマクロファージとなる。

マクロファージは細胞内でリソソームという顆粒を増加させる。

このリソソームは細胞内に取り込まれた異物を消化する場として働く。

 

鍼やお灸をすると免疫力が高まると言われます。

その作用の一つとしてマクロファージが活性となれば、ウィルスや細菌類が体外から侵入した際に免疫として役割を果たすことになります。

種々の感染症に罹患しないためにお灸で事前に免疫力を高めておくのはいかがでしょう?

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ

北見成達