鍼灸のあと、避けるべき行動パターン1

【 飲酒 】

理由:酔いが回りやすくなる可能性があるから。

鍼灸施術を行うと、筋肉の過緊張(コリ)がほぐれて血流が良くなります。
お酒を飲み、口から入ってきたアルコールを胃酸で消化し、アルコールを分解する酵素を肝臓が分泌します。

アルコールを分解し、身体にとって無毒な状態とするのにも時間がかかります。

アルコールが分解される前に血流に乗り全身をめぐる事になると、酔いが回りやすくなると言えます。

鍼灸施術を受けられた後は、ゆっくりと過ごされることを推奨いたします。

※ぜったい飲んじゃダメ・・・という訳ではありませんが、理論上 上記のような事が体内では進行しているので、ほどほどに。

 

因みに、15年も鍼灸師をやっていると こんな質問もありました。
「少量の飲酒で酔えるのであれば、飲む前に鍼灸はアリですか?コスパ的に」
というお声。

結論:絶対にダメです!(笑)

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

鍼灸の後にやってはいけない事

鍼灸を受けた後に、やってはいけない事ってありますか?

このような質問を受ける事があります。

結論

  • 激しい運動、スポーツ
  • のぼせる程の入浴はしない
  • いつもより多い飲酒

などは避けた方が良さそう。

 

NGな理由

鍼灸施術は筋肉の過緊張(コリ)を柔軟にします。
普段と違う身体の軽さで激しいスポーツを行うとケガの原因ともなります。
どちらかというとスポーツの後に鍼灸を受け、筋疲労を残さない、というようなケア方法が適しています。

のぼせる程の入浴は血流がよくなり過ぎる可能性もあります。
鍼灸施術の後には筋肉の過緊張(コリ)がほぐれ、血流も良くなりやすい状態です。
その人の体質にもよりますが、いつもより長風呂をしたりすると、のぼせやすい状態と言えます。
長風呂や熱い入浴方法には気を付け、通常どおりの入浴で大丈夫です。
サウナも同様です。

飲酒はしない方がいいでしょう。
アルコールの分解と代謝は、飲酒→胃酸で消化、さらに肝臓から分泌されたアルコール分解酵素が胃袋内に届き、アルコールの分解を助けます。
そして腸に送られ、不要なものは利尿されて体外へ排出されます。
この一連の分解代謝にはある程度の時間を要します。(処理される時間を待たずして、飲酒し続けるとアルコールの分解が間に合わず酔っぱう事になります)
鍼灸施術のあと筋肉の過緊張(コリ)がほぐれ血行が循環しやすい状態で飲酒すると、アルコールのまわりが早まる可能性も。

などの原因と理由から、「過度」な行動は控えた方が良いと言えます。

※必ず体調不良になる訳ではありませんが、上記3つを避ける方がよさそう、より無難と言えます。

鍼灸施術の後には、「ゆっくり過ごす」となさってみて下さい。

 

大田区大森山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
info@salon-image-acu.com
0337712460(店舗)
08048159194(直通)
北見成達