鍼灸のあと、避けるべき行動パターン3

【 のぼせる程の入浴 】

理由:脳が正常に機能しにくくなる恐れがあるため

「のぼせ」という状態。
脳血流が増し興奮状態がつづくと様々な影響があらわれます。
血圧が上昇し、頭痛やめまい、吐き気や嘔吐などその他にも身体にとって良くない状態となります。

鍼灸施術によりコリがほぐれ血流が良くなりますので、理論上はのぼせやすいコンディションと言えます。

何事も過剰は良くありません。
もちろん、のぼせる程でなければ入浴されても問題ありません。

 

大森山王にある美容室と鍼灸治療院
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

鍼灸の後にやってはいけない事

鍼灸を受けた後に、やってはいけない事ってありますか?

このような質問を受ける事があります。

結論

  • 激しい運動、スポーツ
  • のぼせる程の入浴はしない
  • いつもより多い飲酒

などは避けた方が良さそう。

 

NGな理由

鍼灸施術は筋肉の過緊張(コリ)を柔軟にします。
普段と違う身体の軽さで激しいスポーツを行うとケガの原因ともなります。
どちらかというとスポーツの後に鍼灸を受け、筋疲労を残さない、というようなケア方法が適しています。

のぼせる程の入浴は血流がよくなり過ぎる可能性もあります。
鍼灸施術の後には筋肉の過緊張(コリ)がほぐれ、血流も良くなりやすい状態です。
その人の体質にもよりますが、いつもより長風呂をしたりすると、のぼせやすい状態と言えます。
長風呂や熱い入浴方法には気を付け、通常どおりの入浴で大丈夫です。
サウナも同様です。

飲酒はしない方がいいでしょう。
アルコールの分解と代謝は、飲酒→胃酸で消化、さらに肝臓から分泌されたアルコール分解酵素が胃袋内に届き、アルコールの分解を助けます。
そして腸に送られ、不要なものは利尿されて体外へ排出されます。
この一連の分解代謝にはある程度の時間を要します。(処理される時間を待たずして、飲酒し続けるとアルコールの分解が間に合わず酔っぱう事になります)
鍼灸施術のあと筋肉の過緊張(コリ)がほぐれ血行が循環しやすい状態で飲酒すると、アルコールのまわりが早まる可能性も。

などの原因と理由から、「過度」な行動は控えた方が良いと言えます。

※必ず体調不良になる訳ではありませんが、上記3つを避ける方がよさそう、より無難と言えます。

鍼灸施術の後には、「ゆっくり過ごす」となさってみて下さい。

 

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免疫力UPのために ③冷やさない

これからの季節、クーラーが効いた環境で過ごすことも増え、冷え症やむくみといったお悩みもよく伺います。

 

そして体が冷やされることで、免疫の機能が低下すると言われます。

体温が1℃下がると免疫機能が30%ほど下がる、と言われています。

なので身体を冷やさない、特にお腹(内臓がある)を冷やさないようにするべきです。

 

温活を行いましょう。

例えば、使い捨てカイロをおヘソ周りや、ヘソ下の下腹部に当てるようになさってみて下さい。

夏なのに?と思われるかもしれませんが、案外と冷えるものなのです。

理由:夏は暑い→汗をかく・・・体内の熱を放熱するために行われる「汗をかく」事で、皮膚表面が濡れます。

その皮膚を濡らした汗が蒸発する時に、気化熱として放熱されます。

しかし汗は皮膚表面にベタベタと残ることで放熱しつづけ触れてみると冷えていたりします。

これが長時間つづくと、全身に冷えが及びます。

体幹的には暑い時期なのに、おなかを触れてみると結構冷えていたりすることが多いです。

 

帰宅後など可能なタイミングでは、入浴されるのもお勧めです。

38~40℃のぬるま湯にゆっくり浸かる事で身体の芯まで温熱がじっくり到達します。

リラックスすることで自律神経も整い、良い睡眠を得られやすくなります。

 

質の良い睡眠をとることは、免疫力UPにもつながっています。

 

連日、当たり前の事を書き連ねておりますが、失礼しました。

 

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