お茶はり美容鍼灸授業3回目

2025年4月22日(火)美容鍼灸授業 第3回目

先週に引き続き「フェイシャル」
昼間部、夜間部あわせて50名以上の鍼灸師のたまごが実技授業でがんばってます!

美容の内容に思えるフェイシャル・・・
実は解剖学や生理学をもとに構築されているメソッドなので治療的な内容でもあります。

実際、鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュの施術では顔面神経麻痺の予後リハビリにも同じフェイシャルの手順で施術をおこなっています。

施術者としての手をつくる上でとても重要な内容です。

次回は4月29日(火)
世間的にはGWですが、授業はあります!
実践しながら楽しみながら習得していきましょう♪

 

Q1.お顔の触れ方、圧について

A1.リンパを流す時はさする程度の圧ですが、手掌全体で触れて圧が一局集中しないように意識します。

Q2.フェイシャル施術の時、滑剤は使わないのですか?

A2.はい、普段の施術でも滑剤は使ってませんが肌質によっては使用します。
※授業やセミナーでは表情筋を触り分けて、位置や形状を理解する目的がありますので滑剤を使用していません。

A3.ストレッチのコツを教えてください

A3.被験者の個人差に合わせますが、筋肉の起始、停止をイメージしつつ…伸展位で固定(アンカー)を置き、その状態からストレッチをかけます。
※複数回おこなえば筋肉の柔軟性は変化しますので、その都度 相手の状態に合わせておこないます。

 

お茶はり授業第2回目

2025年4月15日(火) 美容鍼灸授業、第2回目

今日から3回に分けてフェイシャル
普段の施術では全身の鍼灸施術→お顔の鍼→フェイシャル
という流れですが、授業ではフェイシャルを最初に習得します。

目的は刺鍼の前に表情筋を触り分けられる訓練をします。
お顔、頭部、頚部のリンパ液(むくみ)の滞留を流す、表情筋ごとのストレッチなどをおこなうことで、鍼をせずとも・・・
・小顔効果(むくみが除去されて)
・顔色がワントーン明るくなる(むくみ、老廃物が除去されて)
・リフトアップ(上記2つにより表情筋が動かしやすくなり)
・顎関節の運動制限が改善される(頚、頭部、咀嚼筋などのストレッチにより)
などの効果が得られます
※効果には個人差があります

授業中のQ&A

Q1.フェイシャルを素手(オイルなど滑剤を使わない)でおこなって問題ないですか?

A.結論的には問題ありません。
被験者の肌質によってはオイルなど滑剤も使用します。
お顔を触れる時、ほぼさする、なでる程度の軽いタッチで行います。

Q2.フェイシャルは必ず美容鍼灸施術に取り入れなければいけませんか?

A.いいえ、絶対に取り入れなければいけない、という訳ではありません。
しかし、フェイシャル施術を行えることのメリットとして
・表情筋を触察でき、刺鍼がしやすくなる
・抜鍼後の違和感を軽減できる
・被験者の体調(ホルモンバランスにより過敏な肌コンディション)や体質により、刺鍼が困難な場合の対応方法として、施術者としての引出しを増やす事にもつながります
などのメリットもあります。

では次回以降も皆さんで実技実践してみて楽しく学んでいきましょう。

 

2025年 お茶の水はりきゅう授業開始

2025年4月8日(火)
お茶の水はりきゅう専門学校にて「美容鍼灸」の実技授業

この日は第1回目(全20回)
講義、美容鍼灸とは、発生学に基づく美容鍼灸の理解について学びました。

以後も授業でおこなわれた内容、質問などへの返答などもこのブログで書いていく予定です。

1回目の質疑応答としては
Q.美容鍼灸の効果の定着とは、どういう状態を定着と考えますか?

A.個人差がある前提ですが、施術直後の効果も日常生活を過ごすと疲労の蓄積などで効果も戻ってしまいます。
目安として1~3回目位まで施術をあまり期間を空けず受けることで、効果が定着しやすく(日常生活を過ごしても戻りにくく)なります。
この状態となった場合、施術と次回の施術までの期間を空けても大丈夫となります。
なお効果持続のためご自宅で行えるセルフケアもなさると、より安定しやすくなります。
セルフケア方法についてもご来院時にアドバイスできるようにされると理想的です。

Q.肌質改善、ニキビ(吹出物)に対する美容鍼は顔以外も施術するべきですか?

A. はい、お顔に現れるニキビ(吹出物)はサインとして表れている事が多く、そのサインを出している大元も治療するべきです。
例:月経前後のホルモンバランスによる吹出物は、婦人科系の卵巣や子宮の活動が過剰にならないための施術もおこなうべきです。

Q.マイクロカレントとマイクロトラウマは同じことですか?

A. いいえ、マイクロカレントは細胞が再生(回復)する時に発生する電位のことで、ほぼ同等の電位を発生させる機器による施術方法とも言えます。
マイクロトラウマは美容鍼灸における造語です。
マイクロ→極小な、微細な
トラウマ→外傷(鍼による)
美容を目的とした鍼による傷(目に見えないサイズ)の事をマイクロトラウマと表現します。

 

このような質疑応答がありました。
次回は4月15日(火)で、フェイシャルについて学びます。

お茶の水はりきゅう専門学校 美容鍼灸授業担当
北見成達

セイリン オンラインセミナー

2025年2月27日(木)19:00~
セイリン オンラインセミナー「持続性ある美容鍼灸について」
東洋医学と現代医学に基づく美容鍼をテーマに、しわ、くま、くすみなどに対する内容で登壇させて頂きました。

美容鍼灸審美的な普段の施術では鍼体が長い鍼を使用しています。
効果が得られ次回の予約(施術)までなるべく効果を持続させたい、そのための内容についてお話しました。

今回で3回目となりましたが登壇の機会をいただき、またセミナー準備のための折衝など今村洸太さま、田畑聡汰さま、本当にありがとうございました。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

ssjs美容鍼灸授業第7回目

2025年2月4日(火)だ7回目

総復習
先週で期末試験もおわり、全員合格という評価がつきました。
残り2回の授業としてはこれまでの総復習。

リクエストがあれば、卒後を踏まえて総合的な健康美容の鍼についておこないます。

 

ssjs美容鍼灸授業4回目

2025.1.14(火)
第4回目、たるみリフトアップについて

美容鍼灸メニューでは最も求められる内容。
頭部、顔面部および頚部の表情筋や周辺の解剖学や生理学に基づき施術メソッドを学びました。

授業回数も半分を経過して残すところ4回。
3年生は4月から鍼灸師として活動し始めますので、それまで技術力向上に注力していきます。

 

ssjs 授業 美容鍼灸3回目

2024.12.17 3回目

本日のテーマは「本治法」
授業時間、回数が少ないので効果の発現が早い方法を学びました。

審美的なたるみリフトアップ、ほうれい線、くすみ、くま、肌荒れ、吹出物など様々な内容の主訴(お悩み)を伺いますが、その殆どが お顔色として現れたサイン。

肉体疲労、寒冷、ストレス、ホルモンバランスなどによりお身体は影響を受けます。
それらの不調を何らかのサインで人体は表します。

今日のモデルの方は、頭痛(側頭部、後頭部、後頚部)、開口制限(顎関節症)もあるとの事で、お顔のむくみ、くすみ、口角がいつもより下がる…というお悩み。

具体的には、外関、足臨泣や後渓、申脈などに反応点が出ており置鍼
まずはこれだけでお顔へ変化が出るか確認。
口角の引き上がり、開口制限の緩和など直ぐに改善しており、筋内循環への影響もあり浮腫が除去されいわんる小顔効果が確認でき、すくみ、くまなど顔色の改善とました。

お顔に直接刺鍼せずこれだけの効果を得て、次は直接お顔や頚部にアプローチ。

お顔を含む全身への鍼灸施術は、お身体の内側と外側の両方から影響をもたらします。

全身治療を含む美容鍼灸施術が推奨されます。

次回は年明け1月14日(火)
いよいよ審美的な内容。
たるみリフトアップについて。

新宿医療専門学校 美容鍼灸特別顧問
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達