お茶はり授業第2回目

2025年4月15日(火) 美容鍼灸授業、第2回目

今日から3回に分けてフェイシャル
普段の施術では全身の鍼灸施術→お顔の鍼→フェイシャル
という流れですが、授業ではフェイシャルを最初に習得します。

目的は刺鍼の前に表情筋を触り分けられる訓練をします。
お顔、頭部、頚部のリンパ液(むくみ)の滞留を流す、表情筋ごとのストレッチなどをおこなうことで、鍼をせずとも・・・
・小顔効果(むくみが除去されて)
・顔色がワントーン明るくなる(むくみ、老廃物が除去されて)
・リフトアップ(上記2つにより表情筋が動かしやすくなり)
・顎関節の運動制限が改善される(頚、頭部、咀嚼筋などのストレッチにより)
などの効果が得られます
※効果には個人差があります

授業中のQ&A

Q1.フェイシャルを素手(オイルなど滑剤を使わない)でおこなって問題ないですか?

A.結論的には問題ありません。
被験者の肌質によってはオイルなど滑剤も使用します。
お顔を触れる時、ほぼさする、なでる程度の軽いタッチで行います。

Q2.フェイシャルは必ず美容鍼灸施術に取り入れなければいけませんか?

A.いいえ、絶対に取り入れなければいけない、という訳ではありません。
しかし、フェイシャル施術を行えることのメリットとして
・表情筋を触察でき、刺鍼がしやすくなる
・抜鍼後の違和感を軽減できる
・被験者の体調(ホルモンバランスにより過敏な肌コンディション)や体質により、刺鍼が困難な場合の対応方法として、施術者としての引出しを増やす事にもつながります
などのメリットもあります。

では次回以降も皆さんで実技実践してみて楽しく学んでいきましょう。

 

2025年 お茶の水はりきゅう授業開始

2025年4月8日(火)
お茶の水はりきゅう専門学校にて「美容鍼灸」の実技授業

この日は第1回目(全20回)
講義、美容鍼灸とは、発生学に基づく美容鍼灸の理解について学びました。

以後も授業でおこなわれた内容、質問などへの返答などもこのブログで書いていく予定です。

1回目の質疑応答としては
Q.美容鍼灸の効果の定着とは、どういう状態を定着と考えますか?

A.個人差がある前提ですが、施術直後の効果も日常生活を過ごすと疲労の蓄積などで効果も戻ってしまいます。
目安として1~3回目位まで施術をあまり期間を空けず受けることで、効果が定着しやすく(日常生活を過ごしても戻りにくく)なります。
この状態となった場合、施術と次回の施術までの期間を空けても大丈夫となります。
なお効果持続のためご自宅で行えるセルフケアもなさると、より安定しやすくなります。
セルフケア方法についてもご来院時にアドバイスできるようにされると理想的です。

Q.肌質改善、ニキビ(吹出物)に対する美容鍼は顔以外も施術するべきですか?

A. はい、お顔に現れるニキビ(吹出物)はサインとして表れている事が多く、そのサインを出している大元も治療するべきです。
例:月経前後のホルモンバランスによる吹出物は、婦人科系の卵巣や子宮の活動が過剰にならないための施術もおこなうべきです。

Q.マイクロカレントとマイクロトラウマは同じことですか?

A. いいえ、マイクロカレントは細胞が再生(回復)する時に発生する電位のことで、ほぼ同等の電位を発生させる機器による施術方法とも言えます。
マイクロトラウマは美容鍼灸における造語です。
マイクロ→極小な、微細な
トラウマ→外傷(鍼による)
美容を目的とした鍼による傷(目に見えないサイズ)の事をマイクロトラウマと表現します。

 

このような質疑応答がありました。
次回は4月15日(火)で、フェイシャルについて学びます。

お茶の水はりきゅう専門学校 美容鍼灸授業担当
北見成達

ssjs授業 美容鍼灸1回目

2024.12.3
新宿医療専門学校

今日から全8回の日程で、美容鍼灸の授業です。
第1回目は
・美容鍼灸の効果について、お顔と内臓腑を発生学をヒントに考察します。
・ニキビ、肌荒れ、乾燥肌、シミに対する局所的な刺鍼方法
などについて学びました。

次回はフェイシャルをおこないます。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業「総復習」

2024年8月20日(火)第19回目
2週前に行われた期末試験の返却。
全員合格です。

この日と来週は今学期の総復習です。
美容鍼灸の授業を全20回でおこなってきました(あと1回残ってますが)
これまで学んだ内容は基礎と言えます。
今後、進路を進めていく過程でいろいろなやり方の美容鍼灸に触れることになると思います。
しかし基礎を念頭におこなっていくと共通点が見えてくる筈です。

さらに基本、応用と進めていくことで知識、技術が備わっていき上達していきます。

練習や臨床現場をこなし、更なる上達やご活躍を祈っております。

また来週の最終回もよろしくお願い致します。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業「美容はりと本治法」

2024.7.9(火)第14回目

先週、先々週に引き続き、本治法を実践。
皆さん少しずつ慣れてきて、お顔の主訴(ご要望)に対して、全身の一部と捉えて治療をできるようになってきてます。

・たるみリフトアップ、クマ、くすみ等、筋肉のこりや血流を優先的に意識すべき内容や、
・またシミしわなど肌の新陳代謝を待たなくてはいけない内容、
・ニキビ吹き出物など内臓腑からのホルモンバランスや自律神経系の調整を必要とする内容
それぞれ鍼灸の効果の発現までに異なるタイミングの施術内容を使い分けておりました。

来週は新たな内容になります。

1020回の授業のうち14回を紹介したことになり、期末試験も近づいて参りました。

全20回の授業のうち14回を消化したことになり、期末試験も近づいて参りました。

全身の治療を含む美容鍼灸を習得できるように過ごしています。

全身の治療を含む美容鍼灸を習得できるように過ごしています。

猛暑酷暑がひどい中.授業では皆さん集中して頑張っています。

残り少ない授業回数ではありますが、将来のために頑張っていきましょう。

 

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

お茶はり授業2回目「フェイシャル」

2024年4月16日(火) 授業第2回目

「フェイシャル」について学びました。

普段、美容鍼灸施術の流れでは
全身の治療鍼

お顔の美容鍼

フェイシャル
という順ですが、授業ではフェイシャルについてまず学びます。

表情筋の位置や形状を手で触り分ける訓練を兼ねているので、鍼を学ぶ前にまずは手技からです。

1回目の講義中でも触れましたが、表情筋があるお顔には口や鼻があります。
口や鼻=内臓への入口
内臓腑とお顔は発生学的に由来が同じです。
その内臓腑は自律神経がつかさどっています。

フェイシャルで心地よい体感があると、お顔のみならず自律神経が整いやすくなります。

今週、来週の短期間でマスターは出来なくても反復練習し上達していきます。
コンセプトは全身の「健康美容」
その実現のために有意義な授業として参ります。

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
お茶の水はりきゅう専門学校 非常勤講師
北見成達

新年度の授業開始<お茶の水>

2023年(令和5年)4月4日(火)

治療院は定休日ですが、お茶の水はりきゅう専門学校にて美容鍼灸の授業。
今年も非常勤講師として呼んでいただけて光栄です。
お茶の水での登壇としては6年目の年。

この日は初回で、内容としては美容鍼灸とは何か・・・
市場や世間における注目度、どのようなお悩み(主訴)に対応できるか。
発生学や解剖学、生理学、東洋医学などの視点から美容鍼灸の効果について学びました。
そして表情筋を触り分ける訓練をしました。

次回はフェイシャルを行います。

1日でマスターするのは難しいですが、表情筋やお顔を触れるという事に慣れていきます。

定休日は美容鍼灸教師
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達

ssjs 美容鍼灸授業3回目

2022年12月13日(火)
新宿医療専門学校にて美容鍼灸授業の3回目

本日は前回のつづき、フェイシャルと乾燥肌に対する鍼、ニキビや肌荒れに対する鍼を習得しました。
鍼という物理療法の特徴として、皮膚を通過し体内に物理刺激を直接介達させられる点。

結論として乾燥肌に対する美容鍼

特に真皮層という皮膚表面(表皮層)の深層にはコラーゲン線維やエラスチンなどが多く存在しています。
そこに鍼を到達させられるメリット
皮膚の新陳代謝を促す事が出来る事。

鍼で目に見えないサイズ傷をつけ皮膚の再生を促します。
皮膚の再生は創傷治癒という過程にて進捗します。

寒い季節ですが大気の乾燥でお肌への影響も。
皮膚の新陳代謝にはある程度の期間を要します。

もう一つはニキビや吹き出物などの肌荒れに対する鍼。
ビキビなどの原因や理由はいくつかありますが、まずは局所的にニキビ吹き出物そのものに対する刺鍼。

などを学びました。
予防医学としての美容鍼灸で美肌に!

鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達