アフターコロナ?ウィズコロナ?

新型コロナウィルスへのワクチン接種が進行されておりますが、コロナ以外にも感染症はあります。

インフルエンザ、アデノ、ライノ、ノロ、単純性ヘルペス、その他諸々です。

そしてウィルス以外の細菌性感染も盛りだくさん。

 

いずれも感染経路があり、体内へ侵入します。

コロナ禍となってもうすぐ2年間という時間を過ごすことになります。

 

これまで手洗い、うがい、手指消毒など個々にできる事を実践し、罹患していな方も多くいらっしゃいます。

これからもウィルスは死滅できません(たぶん)

という事は共存・・・

 

毎年寒い季節は風邪をひきやすくなる、種々の感染症の罹患リスクが高まる時期。

 

よく体内の温度が1℃下がると免疫の能力が・・・というお話をよく耳にします。

個人差があるので何%という明示はできませんが、想像しやすい内容のお話です。

 

温活や腸活にもなる鍼灸施術は体調管理のお役に立てる施術です。

蓄積(体感的に無くても)された疲労が残らないように施術をします。

鍼灸施術の場合、その多くは疲れて凝っている筋肉にアプローチする事になります。

鍼やお灸の作用により、単純にコリが和らぐことで筋肉の中を通う血流やリンパの循環がしやすくなります。

因みに疲労物質は血液中を流れており、筋肉が凝り固まるとそこに停滞しやすくなり疲労を感じる、酷い場合になると痛く感じる、という機序です。

 

全身のお身体のコリが和らぎ血流も良くなるという事は、内臓の働きにも影響を及ぼします。

結果的に腸活にもなる事が多いです。

腸の中にはいわゆる善玉菌と呼ばれる免疫が備わっています。

つまり自己免疫ですが、腸内環境が整うことにもつながる鍼灸施術というのは、ウィズコロナとなりそうな今後にお役に立てることが多いでしょう。

 

世間的には地味な施術ですが。

実は2~3000年以上前から続く療法です。

残っているという事は、健康のお役に立てると言えると思います。

当サロンでも科学的根拠や医学的根拠に基づいた鍼灸施術を導入実践しております。

 

ご利用になられる方が安心して施術を受けて頂けますように。

 

大田区山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
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北見成達

afterコロナ、withコロナ・・&お灸

「afterコロナ withコロナ・・&お灸」というタイトルで

せんねん灸セルフケアの森というページにて投稿をアップしました。

https://www.sennenq-selfcare.jp/search/detail.html?id=1055#a01

せんねん灸セルフケアの森

 

新型コロナウィルスやその他の感染症リスクに対して、お灸をお勧めしております。

詳しくは、リンク先の記事も参照なさってみて下さい。

 

大森、山王にある美容室と鍼灸治療院のコラボサロン

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北見成達

免疫力UPのために ①よく食べる

新型コロナウィルス(covit-19)の新規感染者も減少傾向となってきました。

しかし治療法が確立されたわけでもなく、ワクチンが完成するのもまだ先。

ウィルス自体無くなる事はなく・・・上手に付き合っていかなくてはという事で、with コロナと言われはじめています。

確かに新型コロナウィルス以外にも感染症はたくさんあり、気を付けたいところです。

身体には免疫が備わっているので、免疫力をアップするために大切なコツを書いてみます。

①よく食べる、②よく寝る、③冷やさない、④疲労をためない

まずはひとつひとつ書いてみます。

 

1.よく食べる

人体が活動するためにエネルギーとなる物質=栄養が必要です。

バランスよく食事を摂ることは大切ですが、免疫のおよそ半分は腸のなかにいます。

いわゆる善玉菌が多い発酵食品や善玉菌のエサとなる食物繊維を食べる事がお勧めです。

発酵食品→納豆、ヨーグルト、味噌など

肉類→鶏むね肉

野菜・果実類→山芋、にんにく、ブロッコリー、しいたけ、りんご、アボカド、生姜など

 

理由

・納豆→ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛などが多く含まれ、免疫力アップに役立ちます。

納豆菌自体が抗菌力にすぐれ、サポニンという成分が免疫細胞のエサとなり免疫力アップにつながります。

 

・ヨーグルト→乳酸菌、ビフィズス菌などの善玉菌と言われる細菌が腸内環境を整えます。

種類にもよりますが、口から摂取して胃で胃酸にさらされると死んでしまう事もあるので、少量でもいいので毎日たべると良いでしょう。

 

・味噌→こちらも発酵食品の代表格、整腸作用、体内の酸化防止、殺菌作用にすぐれています。

朝一杯のお味噌汁・・・お腹も温まり腸活+温活となります。

 

・鶏むね肉→脂肪の少ない胸肉、スタミナ系蛋白質(イミダペプチド)を摂取できるのと、ビタミンAなどの栄養素も豊富です。

 

・山芋→納豆と同じくネバネバ系のムチンには、疲労回復、免疫力アップが期待されます。

ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどの栄養素も豊富です。

 

・にんにく→ビタミンB群のかたまりと言っても過言ではない高栄養。

アリシンという成分がとても殺菌力にすぐれ、風邪の予防にもお勧めです。

 

・ブロッコリー→抗酸化作用のACE(エース)といわれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれ、食物繊維も豊富です。

因みにビタミンCは免疫力アップとなりやすく、ビタミンAとEは皮膚や粘膜の保護、抵抗力にはたらきかけます。

 

・しいたけ→ビタミンDが豊富でカルシウムやリンの吸収を効率化してくれます。

因みに生のしいたけより干しいたけの方が、より多く含有しています。

他のキノコ類も免疫力アップに良いとされます。

 

・りんご→ポリフェノールが免疫細胞を活発にさせてくれ、抗酸化作用にも優れています。

ちなみに果肉よりも皮に多く含まれています。

 

・アボカド→リノレイン酸、オレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富で中性脂肪を減少させ、ビタミンEが抗酸化作用を呈し、カリウムも豊富でむくみに効果的。

 

・生姜→辛み成分のジンゲロールが殺菌効果にすぐれています、さらに血行を促進してくれるので温活にも良いとされています。

 

 

もう既によく見聞きする内容でしたが、ご参考になさってみて下さい。

やや多い文字量となったので、今日はここまで。

つづく。

 

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北見成達

鍼灸がお役に立てる事、こんなお悩みに⑤

「免疫」について

物理刺激として身体の外から鍼やお灸を行う・・・

大まかにいうと、身体の外から入ってくる異物に対して、身体を防御しようとする機能。

鍼も滅菌されたクリーンな物を使用しますが、身体に入ってくると異物として見なされます。

この異物を除去しようと免疫が活発となります。

鍼灸の効果

鍼で凝った筋肉が和らぎ、血流が良くなる・・・溜まっていた老廃物が流れていく・・・という事を何回かに分けて書いてきましたが。

それと同時に、免疫(サイトカイン、NK細胞、HT細胞など)が血流やリンパの流れにのって活躍します。

意志とは別に、反射的に行われてる内容です。

 

イラスト画像のとおり

  1. コリが和らぐ
  2. 血流が良くなり老廃物が除去される
  3. いたみ、シビレが和らぐ
  4. むくみが流れる
  5. ホルモンバランスが良くなる
  6. 自律神経が整う

これらが同時に発現されます。

まとめ

なんらかのストレスや疲労などにより、本来の健康的な身体機能がうまく働かなくなってしまったお身体・・・元のあるべきコンディションに戻るためのキッカケとして鍼やお灸という手段が活用できるという事になります。

 

新型コロナウィルスという新たな脅威ですが・・・撲滅というのは難しいと思います。

インフルエンザやヘルペスなど他のウィルスと同様に、共存やコントロールしていかなくてはならなくなります。

抗原=病気の原因、感染の原因

抗体=抗原に対する免疫(インフルエンザにはインフルエンザ特定の免疫)

人体内で自力で作れない物はワクチンや治療薬として摂取するのですが・・・

感染症には、ウィルス以外にも細菌感染も含めてほかのリスクもあります。

 

免疫をベースアップしておくという意味でも、鍼灸はお役にたてます。

 

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北見成達

鍼の効果、「NK細胞」について

もうずっと感染症、新型コロナウィルスに影響されている今年です。

今日は「NK細胞」について、ナチュラルキラー細胞・・・自然な殺し屋。

なんか直訳すると凄い呼び名!笑

 

しかし身体の中で、自発的に殺(や)ってくれています。

何を殺すか・・・異物や病原菌、ウィルスなど。

ありがたや。

NK細胞は、抗原(病原菌、ウィルス、異物など)を攻撃してくれます、そして殺傷能力が高い!

他の免疫(サイトカイン、Fc受容体など)と連携して攻撃、それに反し、正常な自己細胞は攻撃しないように(ホモ二量体、ヘテロ二量体など)抑制的にはたらいて精密緻密に、活性と制御がなされています。

 

さて・・・

鍼という異物(滅菌されたクリーンな)を身体に挿入すると・・・免疫が働き、この異物である鍼を除去しようと働いてくれます。

表現しようによっては、活性すると言えると思います。

つまり、鍼を行うことで既に持っている「免疫能」が活性するという事。

 

新型コロナだけが脅威ではないので、他の感染リスクある病原は避けたいところ。

鍼やお灸を行うことで、免疫の機能を活性し、予防を行ってみてはいかがでしょう?

 

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北見成達

鍼の効果、「インターロイキン」について

鍼という人体にとって異物が侵入してきた時、サイトカインが生体防御反応のために初動してくれる・・・と触れました。

 

今日は、このサイトカインのうちの「インターロイキン」と呼ばれる蛋白について書いてみます。

「インターロイキン」→単球、リンパ球、マクロファージなどが発生させる物質。

細胞の表面にある受容器に働きかけ、細胞の分化、活性、増殖などを促す。

インターロイキンは「IL」と表記され、発見された順番に番号が振られています。

 

IL-1 マクロファージが分泌し炎症の初期症状に働きかける

 

IL-2 T細胞が分泌して細胞の増殖と分化を促す

 

IL-3 T細胞が分泌して骨髄幹細胞に働きかけ癌細胞を攻撃する細胞を強化する

 

IL-4 B細胞の増殖、T細胞と肥満細胞を分化させる

 

IL-5 B細胞に働きかけ、IgA抗体を産生させる、それとは別に好酸球を活性させる

IL-6 マクロファージに働きかけ急性反応を示させる

※鍼による身体への侵害刺激、お灸の身体への炎症(極微細な)反応では、このIL-6が作用している

IL-7 血球細胞、胸腺、肝臓、骨髄などの間質細胞から産生され、細胞の増殖に働きかける

IL-8 好中球に働きかけ、感染細胞の貪食を促す、また血管の新生に関与する

IL-9 肥満細胞、ヘルパーT細胞を増殖させ、赤芽球系造血因子としても働く

IL-10 単球に働きかけ、炎症性サイトカインを抑制させる

 

IL-11 癌細胞を攻撃する免疫機能を高める

IL-12 NK細胞に働きかけ、ヘルパーT細胞への分化を促す

IL-15 キラーT細胞を強化し、B細胞の増殖させる

 

ほかにもたくさんのインターロイキンが存在しますが、一部を書き出してみました。

鍼灸のいずれの方法も、身体の外からの刺激です。

この刺激をキッカケに免疫機能が自動的に働くことで、お身体にとっていい状態へと向かわせます。

 

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北見成達

 

鍼の効果、「サイトカイン」のはたらきについて

人体内に「鍼」という異物が侵入する事で、お身体にいくつかの影響が及びます。

簡単にいうと、免疫が働き異物である鍼を除去しようと無意識に反応をします。

そして鍼により発生した傷(目に見えないサイズ)を再生修復させようと働きます。

再生するにも、ある程度 時間を要し、その間 傷ついた細胞や組織が感染しないようにクリーンに保とうとしてくれます。

その時に「サイトカイン」という免疫細胞が働いてくれています。

 

「サイトカイン」→免疫にかかわる細胞を調整する役割を担っていおり、蛋白質の一種で、免疫、炎症、生体防御に関わります。

 

このサイトカインには、インターフェロン、インターロイキン、リンホカイン、ケモカイン、腫瘍壊死因子などが含まれます。

 

細胞免疫(肥満細胞、マクロファージ、Bリンパ球、Tリンパ球など)から産生され

細胞膜上にある受容体に結合する事で働きます。

鍼が皮膚を通過し目に見えないサイズの傷が発生した時、この傷による炎症(極微細)が発生する。

その傷からの感染を防ごうと、サイトカインなどが衛生的に保とうとする反応を示す。

そして傷を再生させようと・・・に続いていきます。

これらは創傷治癒過程の一部(初期)である炎症相に発生しています。

 

つづく

鍼の効果、「免疫」に対する影響

これまでお灸による効果について書いてきました。

今日は「鍼」による免疫への影響について触れてみます。

 

鍼という異物が、皮膚表面からチクっという体感とともに身体に入ります。

この時、血液中の異物(侵入物質)に対する補体や、肥満細胞、プロスタグランジンなどが関与します。

インターロイキンによるB細胞、T細胞が分化し、βエンドルフィンが関与し、NK(ナチュラル キラー)細胞の移行が促進される事が分かっています。

 

上記に書いてみました、それぞれの免疫については・・・改めて紹介してみます。

 

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北見成達

 

お灸の可能性について②

先日に続き、お灸の可能性について。

https://www.moxafrica-japan.com/about

現在アフリカでは、結核やHIVに対して民間療法としてお灸が行われているという話題でした。

そもそもアフリカでお灸を広めたのは・・・日本人医師の原 志免太郎 (はら しめたろう)先生の意志。

モクサアフリカというイギリス人鍼灸師が設立したチャリティー団体。

因みにモクサとは・・・艾(もぐさ)の事。

お灸の材料である艾を英語でmoxa(モクサ)というのが由来です。

 

お灸の可能性としては、人体に備わる免疫力に働きかけ、その能力を向上させたりできる事。

お薬のように一気に効くというものではありませんが、日々継続することで免疫の能力を向上させると言われています。

 

 

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北見成達

 

 

【温活18】免疫力UPに・・・お灸のススメ

2020年(令和二年)1月18日(土)

本日は明け方から雪のち晴れ。

乾燥、粉塵が舞うことになります、そこに雑菌やウィルスが含まれており

吸引する事で、鼻腔粘膜や上気道感染しやすいコンディションと言えます。

手洗いうがいは大切ですけれども、数分おきに実践するのは難しいです。

数分おきにという理由は、呼吸により吸引したウィルスが上気道粘膜に付着し、そのウィルスが粘膜に浸潤して罹患や発症してしまうのい要する時間。

一つの手段として何か食べ物や飲み物を嚥下=飲み込む事で、ウィルスを胃に送る。

胃酸はPh1という強酸なので、ほとんどのウィルスは胃酸で生きる事ができません。

常に何か飲食物を嚥下するのも大変なので・・・

もう一つの手段は・・・「お灸」

お灸の効果の一つとして、免疫の機能(能力)を向上させる働きがあります。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/58/1/58_1_32/_article/-char/ja/

 

一つの例として、moxaアフリカという活動が注目されています。

原志免太郎 (はら しめたろう)博士による活動

https://www.moxafrica-japan.com/about

途上国であるアフリカでは結核による死者が多く、医療が行き届いていない状況でした。

ワクチンも大事ですが、接種できない環境や、罹患した症状で関節痛や食欲減退など、投薬による副作用。

いずれもつらい状況です。

お灸を行うことで人体にもともと備わっている免疫能を向上させる事が分かっています。

または症状を少しでも鎮める作用があります。

 

古来より継承されているお灸・・・

上手に活用することで、目先の寒い時期を乗り切って、その先も使っていく大切なお身体を堅強にする事をオススメ致します。

 

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