結論 コリを和らげる事は…自律神経のバランスを整える。
具体的には…
全身の疲れによる、
肉体疲労=筋肉の過緊張
気分の停滞=脳の働きが低調
脳は全ての神経の大元。
神経には大きく分けて3種類
1、運動神経
脳が指令を出して、体を動かさせるための神経
2、感覚神経
身体に何か触れられたり、気温や湿度を感じるための神経、皮膚に受容器とよばれる神経のセンサーが無数に存在していて、最終的には脳が感知しています。
3、自律神経
自分のリズムで働いてくれている神経。
自=自分の
律=律動(リズム)で
働いてくれている神経なのですが・・・
例えば、内臓
食物を摂取すると良いで消化され腸で栄養素が吸収され、不要な水分は利尿となり排出され、不要な排泄物は大便として体の外に出されます。
これらは意識的に行われていると言うよりも、無意識のうちに自動的に行われている生理現象といえます。
この自分のリズムで勝手にやってくれている内臓の働きを統括してくれているのは自律神経です
さて運動神経、感覚神経、自律神経などのすべての大元は脳です。
肉体疲労により疲れを感じているのも脳です。
その肉体疲労の時には筋肉が凝りますが、筋肉のコリで血管が圧迫され、細胞や筋肉に栄養である酸素や血液が行き届きづらくなり、老廃物を含む浮腫みが溜まり、身体は不調となり気分も停滞気味となります。
血管を支配しているのも自律神経。
対応可能な鍼灸治療
筋肉のコリを和らげ、血管の圧迫を解除し血流を良くすることで老廃物を含むむくみは流れ除去され、酸素を含む栄養血が全身に行き渡りやすくなります。
体感として体が軽くなるような感覚や楽になると言う感覚、これを脳が感じる事で体も動きやすくなり、自律神経も本来あるべきリズムに戻りやすくなります。
古来より伝わる東洋医学の鍼灸治療ですが、西洋医学的に考えると上記のような効果が発現します。
季節は梅雨となり、ゴールデンウィークも終わり…
次回の連休は7月、それまで通常通りのカレンダーです。
平日がビッシリ5日間、単純に疲れやすいタイミングとも言え、更にお天気では気圧が変動しやすい時期となっております。
体の外から目に見えない気圧=空気の重さが体にのしかかっています。
わずかな気圧の変動でもお体の感覚神経は敏感に察知しており、その変化についていきづらい場合、気分の停滞や体の疲れ、だるさなどへ体調へ影響が現れます。
コリを和らげる鍼灸治療、お勧めです。
肉体疲労、気分の停滞などを本来あるべき体調に整える一助となり得ます。
鍼灸治療は悪くなって行うだけではなく、体調の悪化の前に予防的に施術を受けられる内容です。
辛くなる前に体調管理やメンテナンスの意味合いで施術を受けてみてはいかがでしょうか。
鍼灸-はりきゅう-サロン イマージュ
北見成達